2016年07月18日

東京都知事選

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鳥越俊太郎東京都知事候補17日、東京都町田市を訪れ、民進党の蓮舫代表代行と街頭演説を行った。共産党の吉良よしこ参院議員も応援演説した。 「強い者は嫌い。弱い者の味方でありたい」と述べる鳥越候補は「高齢者の問題は将来心配。東京都の介護の問題は解決していない。さまざまな老人ホームがあるが数が足りない」と東京都の実態を指摘。

http://blogos.com/outline/183811/

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今回の東京都知事選挙はまさに「何のための選挙か?」という感じである。舛添氏を追い出してまでやる価値があるのか疑問である。

 

特に民進党の主張がひどい。「強い者は嫌い。弱い者の味方でありたい」如何にも響きは良いが全く意見を成してない。

 

「強い者」とは誰だ?定義がない。「弱い者」も同様に定義がない。鳥越氏はニュースキャスターで人気があって選挙に出る力があるのだから「強い者」ではないか?そうなると自分で自分を嫌いと言ってることになる。

 

民進党自体も議席は減ったが今でも国会で議論出来る身分。これも強い者ではないのか?そしてその強い者が自己嫌悪しつつ「味方でありたい」のが誰なのか?

 

もし弱い者が多摩川でブルーシート敷いて寝てる人を指すなら鳥越さん選挙期間中でも彼らの横で眠ってみればどうだろうか。

 

このあたりの理論整理をせずにいきなり街頭で感情論で大声を出したからと言って都民が付いてくると思ってるのか?

 

まるで「参院選で惨敗した恨みでそのまま知事選に出ました、なのであまり主張とかありません」って話じゃないだろうな。

 

今回も共産党が相乗りしている。前回の参院選で案の定共産党は伸びた。今回の相乗りも共産党の狙いは民進党組織に食いこむ事である。選挙後に共産党の若くて可愛いオルグが民進党のおバカ組織の青年部長あたりを狙って「勉強会しませんか?」

 

争点のない選挙、政治で騒ぎ経済で騒ぎ熱射病にやられ、全く東京は忙しい街である。



tom_eastwind at 15:19│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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