2016年09月01日

移住者路線

今日から日本行行きの荷物をまとめる作業に入る。僕はキャセイ航空を利用して往路は香港で一泊する。今回は飛行機が混み合っており2日前まで空席待ちだった。

 

すごいなー、人口たった700万人の香港と人口150万人のオークランドを往復する飛行機はニュージーランド航空も乗り入れておりそれでも満席の日が続く。

 

日本も今年11月から関空発オークランド行きの直行便が出来る。今なら10万円以下で往復航空券が買えるが人口1億人を超す日本からオークランドへの直行便は通年では1便しかない。

 

香港行きのフライトが常に混みあう原因の一つは1980~90年代に多くの香港人(約8万人)が移住者として香港からオークランドに渡ったからだ。つまり観光客だけではなく移住者が利用しているのだ。

 

1980年代当時の香港は英国統治領の植民地であり英国の積極放任主義によって経済が急激に発展した。

 

ところが1997年に香港が中国に返還されることになり中国を嫌った香港人が海外に移住したのだ。

 

当時香港の人口は約600万人、そのうち約10%にあたる約60万人が英国、カナダ、豪州、米国、ニュージーランド等に移住した。

 

当時の地元の新聞では毎日のようにアフリカ諸国の国籍と旅券が売りに出てたものだ。

 

移住後も香港人は香港人としてのアイデンティティを持ち自分の子供には広東語を教え香港の親戚と行き来している。現在香港では移住組2世の子供たちがテレビを賑わしている。

 

観光客から移住者までを運ぶ路線は当然需要が多い。日本からの移住者が増えれば彼らが年に何度か日本を往復するし更に自然と日本に居住する友達もNZに遊びに来るだろうから観光客も増える。早いとこそんな時代が来て欲しい。



tom_eastwind at 09:26│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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