2016年09月04日

新しい日露関係

日本に到着するといきなり日露関係ニュースが表面化してた。北方領土問題は元々冷戦時代に日本とロシア(当時のソ連)が接近しないように米国が設定した国境である。

 

冷戦終了後に何度か国境問題を話し合ってきたがなかなかまとまらずこの間鈴木宗男、佐藤優が国策捜査で逮捕投獄されたり様々な問題を生みながら今回に至る。

 

歴史の面白いと言う点では今回の日露交渉は日露問題で逮捕された鈴木宗男が日露交渉に大きく関わっている点である。

 

安倍首相にとって嬉しい事にまたも外交で日露関係の接近がニュースになる。暗い経済ネタよりも明るい北方領土、これで12月まで時間稼げるぞ。

 

ただこの件は世界的な潮流を理解したうえで読み解く必要がある。何故なら米国が日露交渉の推進を認めたからだ。この意味は世界の三極化に繋がる。

 

欧州、米州、アジアの三極がそれぞれに群雄割拠してくれ、米国は米州だけでやっていくよ。

 

米国からすれば世界の警察官から手を引く、アジアは自分たちでやってくれ、太平洋はグアムがあればそれで十分である。

 

戦後70年の日露関係が大きく変化するということは戦後の世界覇権地図が変化するという事である。それは日本が米国という後ろ盾なしで中ロと交渉することを意味する。

 

アジアの覇権は戦後70年に作られた常識を非常識にする。これについてはもう少し整理して世界戦略の中で書いていきたいと思う。



tom_eastwind at 15:11│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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