2016年09月11日

輸入品

今日で9月の東京個人面談も終了、後はオークランドに戻るだけだ。ユニクロで買った服で荷物が増えて帰りは段ボール箱でも用意するかと思案中。

 

僕は日本国籍を離脱しておりニュージーランド国籍のみであるが、だからと言ってNZで普段着を買うという蛮勇はしない。服を買うなら日本だ。これはNZに住む日本人の多くが同意をしてもらえると思う。

 

原発がなくて食料自給率300%で水が豊富で電気はすべて自前で作っているニュージーランドは人口450万人のちっちゃな国だけど21世紀においては生活の場としては安全で安心である。

 

しかしその対価としてモノづくりは発展していない。国内市場が小さくて第二次産業製品は殆ど輸入品である。地元の大型衣料品店のウェアハウスで並んでいるのも中国産やインド産である。

 

つまり北半球からの輸入品であり小国なので少量輸入だから値段が高い。値段が高いだけならまだしも品質が悪い。ラックにかかった服などこれが新品かと思わせるような雰囲気である。

 

それに比べればユニクロは雲泥の差がある。安くて品質が良い、これはもう日本で買わなきゃとなる。

 

うちのスタッフが地元の女友達に「その服素敵ね、どこで買ったの?」と聴かれて「日本よ」って言うとため息しか出ないなんて事もある。

 

NZに住んでても衣料品は日本で買う。何も輸入中国産を買う必要はない。買い物に国籍は関係ないのだ。

 

水や電気や食料や安全はあるけどNZで買う第二次産業製品は高いよ、そんなNZの話でした。



tom_eastwind at 08:35│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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