2016年09月13日

移住とは長い旅。

今日で日本の仕事も終わりオークランドに戻る。

 

いつも思うことだが移住とは10~20年単位の長い旅である。もしかしたらもっと長いだろう。但し「旅」であることに間違いはない。

 

この「長い旅」の意味はこれから移住しようとする人にはまだピンと来ないかもしれないが僕が観てきた日本人のなかではNZに移住してもNZで墓に入ると考えている人は殆どいないということだ。

 

つまり色んな理由があるけど移住は片道切符ではない、日本を出てNZで生活するけどその後も日本とNZを行き来して自分の体が少々重く感じるようになったら日本に戻り人生の最期には日本のお墓に入ると言う意味で往復旅行の「旅」なのだ。

 

僕は旅行屋として40年現場で仕事をしているからよく分かるが、移住とは旅行でありその期間が通常の旅行よりも思い切り長いだけだ。移住の要素はすべて旅の要素に含まれている。

 

旅行業の言葉で旅行要素の肝要な点に顎足枕(あごあしまくら)というのがある。旅に必要な三原則である。

 

顎は食事をする場所、観光ならレストラン、移住した後は自炊である。

足は移動手段、観光ならバス、移住した後は自家用車である。

枕は寝る所、観光ならホテルの部屋であり移住した後は自宅になる。

他にも海外旅行が発達してからは両替も大事な要素に入る。

 

日本を出て外国に行き長い時間を過ごしまた日本に戻る。海外で生活する間に学んだことは日本では得られない体験であり自分の人間形成に役立った。

 

そうやって人々は満足して日本に戻る。その頃には子供たちはしっかりキーウィになっているだろうから子供たちがどっちの国で生活するかは子供次第だが親からすれば両国に住める選択肢は与えているので義務終了である。

 

移住を検討されている方への1つの助言として言えることは、移住とは長い旅、その視点で検討されると分かりやすいと思う次第だ。



tom_eastwind at 14:49│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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