2016年10月19日
オークランド新市長決まる
オークランド市長を2010年・2013年と2期を務め地下鉄の工事や住宅不足問題の緩和を促すユニタリープランなどを推進してきたレン・ブラウンの後任として、労働党の党首でもあったフィル・ゴフ氏が10月14日、公式に発表された。
これはどうだろう、政府が国民党なのにオークランド市長が労働党か。フィル・ゴフ氏は労働党時代にいつも的外れの批判ばかりしていた人物だ。
テレビで国会中継とか党首インタビューをするのだけどその時も具体的な対案がないままに「国民党ダメ!」と大声を出すだけの日本のなんとか党と同様である。
これからのオークランドは人口の急増と住宅建設、地下鉄開発とNZでは初めての超大型の案件が続く。そこに労働党か、何だか右のタイヤが前に行こうとしているのに左のタイヤが後ろに行くようなものである。
それともゴフ氏、今回はオークランド市の政権を取れたから少しは現実路線になるのだろうか。
深刻な住宅問題や人口増加を抱えるオークランドは労働組合では解決できないのだ。