2016年12月20日
クリスマス休暇
今年も忙しかったが今日で一年が終わり明日からクリスマス休暇に入る。日本の企業で年末年始に3週間休むと言ったら「あり得ん」だがニュージーランドではこれが普通で移民局でさえ長期休暇に入る。
労働者の年休が4週間ある国なので年末年始にまとめて休んでおかないと通常の月にスタッフが次々と長期休暇を取られてもシフトが大変である、それよりは社会全体が年末年始にまとめて休むほうが合理的である。
一番良いのは労働者に年休を与えず、または与えるけど取得させずにクリスマスはクリスマスセール、お正月は新年セール、理由は何であれ労働者を徹底的にこき使うことであろう、会社側からすれば。
おまけに労働者がふんだんに存在する国ではいくらでも「替え」がきくので「正社員!」と名付けて喜ばせておけばよく働く。
社会が何故存在するのか?それは個別では弱い人間が都市に集中して集団となり適材適所で総合的に地球上の生物の中で優位に立つことが出来るからだ。
その優位を確保するのに個別の存在を優先していくか社会そのものの存在を優先していくか。
ニュージーランドのような国は北半球と比べて田舎であるしコンビニもパチンコもカラオケもないが個別を優先してくれるので有り難い。その結果として約一ヶ月の休みを労働者が受け取ることが出来る。
クリスマス・イブから夏らしい良い天気が続きそうだ。