2017年01月30日

トランプの国造り2 アラモ 国境警備

メキシコとの会談を取り消ししたトランプはメキシコとの国境の壁を作るのに「お前(メキシコ)が金を払え」と主張している。

 

テキサス、ニューメキシコあたりは元々メキシコ領土であった。それを戦争大好きな米国軍がメキシコと何度も戦いつつ時にはアラモ砦を死守しつつ領土を拡張した。

 

昔のメキシコはそれなりに強かったがメキシコ国内では各地の派閥が目先の賄賂ばかり追っていたので結果的にいつも対外的には一丸となれる米国が勝利を得た。

 

それからはメキシコとの格差が広がり遂にはメキシコから不法移民が米国にやって来て、すでにカリフォルニアでは「おい、ここはアメリカのカリフォルニアだぞ、スペイン語を話せ」というジョークが出てくるほどになった。

 

時は流れいつの間にかメキシコ人が富裕層米国人の使用人になったり安い労働者としてレストランや現場労働の仕事を得るようになった。

 

彼らは不法移民であって正規労働することが出来ないにも関わらず何時の間にかメキシコ人がいなければ仕事が回らない状況が出来てしまった。

 

しかし今、米国人の雇用が大幅に減少している時に何で不法移民を取り締まらないのだ、またメキシコ国境から今もやって来る不法移民を取り締まるのは当然の事ではないか。

 

その為に米国南部でメキシコと国境を接する場所に国境の壁を作って物理的に締め出してしまえという話になるのも当然である。

 

そんなの人権侵害とか言うけど違法移民の人権(泥棒に人権あるのか?)と米国市民の雇用とどちらが大事だ?という議論になればこれは米国に理がある。

 

「えー?そんな、国が国境の壁作るなんてー!」という人はよく思い出して欲しい。昔はベルリンの壁があり乗り越えようとする人々はその場で射殺されたものだ。

 

古くを言えば中国の万里の長城も敵の侵入を防ぐために作った防壁である。現在のイスラエルが国境地帯に高い防壁を作っているのも隣国からの侵入防止である。

 

つまり国境の壁は何時の時代も存在しており現在も存在しているのだ、何も珍しい事ではないのだ。

 

日本がたまたま周囲を海という自然の防壁に囲まれているから日本人が意識することはないがもし日本が朝鮮半島のように中国と陸続きだった場合は大変な騒ぎである。

 

元寇の時だって中国と日本の間に海がありそいつが荒れてくれたから日本侵入が防げたわけだ。

 

そう考えれば今回のメキシコ国境もそれなりに通る話だ。「えー?けどすごいおカネかかるでしょ」。けどいいじゃないか建設業界で雇用が生まれるぞ、それにカネはメキシコに払えとも言ってるんだから実際払うかどうかは別にして米国の雇用にとって損はない話である。

 

すでにメキシコから輸入する自動車は国境税をかけると言ってるわけでその意味ではトランプの「国防」という姿勢はそれなりに一貫しているのだ。

 

今になってメキシコがあらもーと訴えても遅い、嫌ならまず国内の賄賂や汚職や麻薬をどうにかしてアメリカに負けないように国を強くしろって話なのだろう。



tom_eastwind at 18:21│Comments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

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