2017年02月05日

ワイタンギ・デー

オークランドは先週がオークランドデイで三連休だった。これはオークランド地域のみの休日であり他の地方は普通に仕事している。

 

そして今週の三連休は月曜日が国民の祝日であるワイタンギ・デーだ。これは1840年に当時の英国領事が地元のマオリ部族それぞれと条約を交わして英国植民地として成立した年である。

 

ワイタンギ条約はその後130年経って激動するのだけど条約締結当時のマオリやマオリ復権運動の話を書くときりがない。昔はガイド養成講座でこの話を一時間位したものだが、ここが分かれば今のマオリが分かるという基礎でもある。

 

さてワイタンギ・デーは国民の休日でありマオリが毎年一回のお祭りをする日でもある。この祭りにパケハ(白人)がどう対応するかは毎年のニュースである。参加した政府幹部に泥を投げつけられた事もあれば今年のように「俺、いかないもんね」もある。

 

ワイタンギ・デーに政府幹部及び首相が参加するかどうかはその年の政治の流れを理解するのに一つの要素となる。

 

そんな事を言っても一般市民からすればあまり関係ない。お休みの日数は日本とNZは殆ど同じだけどNZの休みは夏場に集中している。天気の良い夏場に三連休で家族旅行でも楽しんで下さいって事だ。

 

逆に言えば天気の悪い冬場はあまり休みがなく仕事が続く。ただ日本とNZの決定的な違いである「土日完全休日+年休4週間完全消化」の国であるから冬場でも休む人は休む。

 

また夏冬に関係なく「ブルーマンデー」で休む人も相も変わらずだ。ブルーマンデーとは週末に休んだものだから月曜日に働きたくなくなる病気?だ。

 

テレビの宣伝のときなんかに時々使われるが月曜日の朝に会社に電話して上司に「腹が痛くて動けない」というその後ろでは「おーい、大きい魚が釣れたぞー!」と仲間の声が、なんてのもある。

 

何にしても休みが好きというよりも人生を楽しんでいる民族、それがキーウィだなって感じの三連休中日である。



tom_eastwind at 23:52│Comments(0)TrackBack(0)諸行無常のビジネス日誌 

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