2017年04月09日

日曜のプール

土曜日と日曜日は朝から近くのプールで泳ぐ。あいも変わらずアジア人のおじいちゃんやおばちゃん達が風呂代わりに来てスパにつかっておしゃべりを楽しんでいる。

 

いつもの風景だなと思いながら真ん中のコースに行くと日曜日の今日は珍しくアジア人のおじちゃんが一人で泳いでた。若い頃の水泳の経験があるのだろう、滑らかに泳いでる。

 

隣のコースではキーウィのおじいちゃんがクロールで長距離泳いでて奥さんなのか娘さんなのか彼女も泳ぎ慣れた姿で楽しんでた。

 

週末はここがいいよな、余計なこと考えずに水の中に没頭出来る。メガネ付けて泳いでるとプールの深い部分がよく見えて思わず潜りたくなる。途中で練習がてら潜って泳ぐ。

 

隣のプールは飛び込み専用で1mの高さから5mの高さまであってキーウィの子どもたちが次々と飛び込みを決めて楽しんでる。ほんと、キーウィの良いところは失敗を恐れない点である。

 

頭から突っ込んで回転したり後ろ向きに頭をそらして飛び込んだり、どう観ても8歳前後なのによくやるなーと感心する。下から観てると高さを感じないけど飛び込み台から観るとあれは高いぞ。

 

そんなプールで午前中を過ごして自宅に戻り風呂に入ってカルキの匂いを落として昼ごはんを食べながら今日のニュースを観る。

 

米軍が在韓米軍基地に核再配置を検討中である。米原子力空母カールビンソンは豪州に行く予定を変更して朝鮮半島に向かっている。

 

米国はシリアへ巡航ミサイルを撃ち込んで「正義のため!」と言ってるが、シリアが本当に化学兵器を使ったのか何も証拠がないままに行動しているが、ブッシュ政権でも有りもしないでっち上げでイラクを攻撃した。

 

なので今回の攻撃もどう観ても眉唾ものである。このような性急な攻撃は米国の得意技であり事実を自分の側からだけ断定して世界に報道して反論を待つことなく派手に攻撃を仕掛ける。

 

いよいよトランプ政権が何をする政権なのか分からなくなっている。米中会談は無事終わったと言ってるが習近平が何を考えているのか。

 

シリアにミサイルを撃ち込むトランプだから現在の北朝鮮の核武装に対しても強い措置を取ることが十分に考えられる。

 

中国では北朝鮮を長い間同盟国として援助して来たが革命第一世代がこの世から去り現在の軍部で朝鮮戦争を北朝鮮と並んで米軍と戦った人々はもう残っていない。

 

そうなれば中国にとって厄介者である北朝鮮はそろそろ手を切る時期でもある。問題が金正恩であれば彼を交代させることも十分にあり得る。

 

そうなると中国による金正恩体制を転覆させるためのクーデター、又は中国解放軍による治安維持を名目にした北朝鮮侵攻、様々な方法が考えられる。

 

金正恩はそのような事態が来れば確実にやけっぱちになってミサイルを撃ちまくり国内を破綻させるだろう。

 

そのような事態で最も被害を被るのは日本と韓国である。

 

新聞やテレビでは今も森友学園や豊洲市場をやってるけど、世界の目は既に終戦後のシリアやこれから盛り上がりを見せる北朝鮮に移っている。

 

北朝鮮と韓国は陸地で繋がっており次期政権候補が北朝鮮寄りと言われてて中国が厳しい決断をして米国が現実的判断をすれば何が起こってもおかしくない状況である。

 

都内のラブホテルから火事で男女が飛び降りて死傷者が出たのも記事であるだろうが、もうちょっと隣国の問題を意識しておかないと、本当に何か起こった時に国民は対応出来ないぞ、それとも国民は「それでいいのだー」と天才バカボンみたいに足元だけ見ているのだろうか。



tom_eastwind at 21:20│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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