2017年06月15日

頭痛が痛い

昨日は頭が痛いなと思って寝て、昨日送信したメールの数を今朝数えたら39件発信していた。それもテーマが全然異なる話ばかりだ。

 

NZのワイナリー買収、7月の日本出張、ハウジングNZ企画、海外生命保険、香港案件、中国案件、カレーショップ展開等など。

 

僕の労働時間が朝930分から15時までで途中1時間ランチミーティングするから4時間30分なので約10分毎に1通のメールを送っていた計算になる。

 

つまり10分毎に頭の中身を変えて全く違う議題で検討して4時間30分にわたって続けてメールを送るわけだから、こりゃ俺仕事の要領悪いぞって思ってしまう。

 

ほんとはもっと簡単にできる方法があるはずなのだけど思いつかないままにバタバタしているからよくない。俺はバカか?

 

等と思いつつ日本のニュースを読んでたら、森友学園の問題が何時の間にか加計問題になっている。

 

安倍首相のお友達が経営する学校が獣医学部を新設するって話が国会で揉めている。おまけに面従腹背がちゃちゃ入れしている。

 

面従腹背の言い分を聴いててもどうもピンと来ない。獣医学部を設置させない文科省の方針に逆らって安倍政権が戦略特区として新しい学校作るってのは何が問題なんだろう。

 

面従腹背曰く文科省の設置基準に合わないって、合わない基準を作ったのは文科省でありその目的が既得権益の保持なんだから基準そのものが正しくないわけだ。

 

だからその基準を変えるのに異常なまでの政治力を使うよりも特区としてしまった方が簡単である。それを文科省が逆らうから「官邸トップの意向である」となるのは当然であろう。

 

一体何時の時代から国民に選ばれた政治家が代表となって運営する内閣よりも民選されない頭がでかいだけの官僚が偉くなったのか?全く変な話である。

 

首相のお友達、それのどこが問題なのか?安倍首相がこの件でで直接学園側から賄賂を受け取ってやったならダメだろうが、そこは存在していない。ならば内閣としては官僚の鉄板規制をぶち破るために盟友と一緒に行動した、それのどこが問題なのか??

 

これは安倍首相がいい人かどうかの議論ではない。民選された内閣と民選されてない官僚のどっちが立場が上かというだけの話である。

 

確かに多くの政治家は政治の素人であり官僚からすればアフォーの集団かもしれない。けれど彼らは国民に選ばれているのだ。民選された政治家に要求される能力とは政治の技術的能力ではない。

 

技術的能力は官僚が保持すれば良い。

 

政治家は国民の委託を受けて国民が望む国家を作り維持することだ。だから本来は官僚が政治家の依頼を受けてプロとして技術的にどのような政策が可能かをプランAから始まってプランDくらいまで作り上げて政治家に提案することである。

 

その提案を受けて政治家が国民の代表として判断する、それが三権分立の民主主義である。

 

全く日本の政治って頭痛が痛い話である。もっと簡単にできる方法があるのにそれを思いもつかず複雑怪奇なことを国民の税金使ってやってる。馬鹿の集まりか?  あ、それって俺か。



tom_eastwind at 09:08│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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