2017年08月02日

心理歴史学と闇金ウシジマくん

昨日に引き続き今日も机にずっと座ってこれから5ヶ月先の年末までの自社の戦略・戦術・戦闘作りだ。安倍政権がどっちに進むのか見えない中でどっちに転んでも良いように、またトランプ氏が北朝鮮に戦争仕掛けるのかも推測の範囲に入れて計画を作るあみだくじを作る必要がある。

 

所詮地球は自分を中心に回ってはいない。あくまでも自分は地動説の回らされてる方でありその認識で社会の変動を理解しないと裸の王様になる。

 

今日までは5年前から多くの学者が予測していた通りアベノミクスによる株価上昇と1年前の税制改定とで今年前半までの人々の動きとその反動で今年6月から動き始めた人々の活動は彼等の予測通りである。

 

1940年代に数学者ハリ・セルダンが確立した、膨大な集団の行動を予測する心理歴史学というのがある。今で言えばビッグデータの活用である。これは例えば東北大震災とか突発的な事件や事故があっても長い歴史の中ではローマの石畳の溝のようにいずれ他の突発事件と同じ歴史の刻みになるがそれは人類という膨大な集団の方向を変化させるものではないという事実である。

 

これは現代の行動心理学に近いものがある。人間は決して合理的な行動を取らないと言う現実を基礎として集団心理を追求してその先にレミングの集団死があるのならそれを事前に摘み取り現状維持のためには何が積極的に必要かを考える、または現状を時代にそぐわないからと破壊して新しい秩序を作るのである。

 

けどそのためには何が人類にとって最も良い社会かという前提が出来てないとこの研究は無意味である。つまり今見えてない社会、けれど想像できる社会、それを住民が同じ価値観で共有出来ているのか。

 

こういう変遷する社会構造を全体に観つつ具体案としてここ数年のオークランドの不動産動向と日本の相続税強化を分析してみるとここに一つの戦術を構築出来る。

 

現在オークランドに技能移民で永住権を保持する3040代の日本人家族で家を買ってない人は家賃が大変な騒ぎである。

 

何せ親子4人だと学費は安くても最低2ベッドルームの家が必要でそうなると家賃は一ヶ月2,000ドル、約18万円である。日本だと東京の山手線の内側ですかって話だが現在のオークランドの生活費は東京の山手線並に高いのが現実である。

 

それでいながら彼等の両親や親戚縁者は昭和の良い時代を過ごしているからそれなりに資産はあるしお金は墓場に持っていけない。だから可愛い子供や孫や縁者の為にお金を渡したい。

 

けれどそのお金をニュージーランドに住む子供や縁者に渡そうと思ってもそれは日本政府の法律で生前贈与として最高税率55%となるので例えば住宅購入費用の足しとして5千万円渡せば2,750万円を贈与税として支払う必要があり渡す相手に残るのは2,250万円しかない。

 

これはウシジマくんもびっくりの闇金融であるが闇金融は違法でもそれを政府がやれば合法になる。何せ胴元が日本政府なので国民は文句も言えない。一人殺せば殺人でも1万人殺して国家転覆して自分が乗っ取れば英雄であり殺人罪ではないって理屈だ。

 

何よりもすごいのはウシジマくんが取り立てできるカネはウシジマくんが貸した元金と利息の範囲内であるのに対し、日本政府は一生懸命働く個人が自分でリスクを取って稼ぎ、しっかり納税して残ったお金をどう遣おうと本人の自由であり政府から借りた借金でもないのに関わらず納税って名目で取り立てるって事だ。

 

借りてもない金を取り立てる。それもウシジマくんのような契約どおりに取り立てたら終わりではなくて、政府が失敗した事業の負債も国民に追加の税金という形で徴収する。こりゃウシジマくんもびっくりである。

 

それであれば親から子供に無税で早い内にお金を渡して有効に使ってもらったほうが良い。それがもし子供がオークランドで孫と一緒に住んでるなら子供と孫のためにお金を渡してこれ以上住宅の値段が上がらないうちに買ってもらい無駄な家賃を支払わなくてもよいようにしたい、そう思うのが普通の親心だろう。

 

けど、親から子供へどうやって無税でお金を渡せるのか?これは現行の日本の税法であればいける。親が元気な今のうちに子供に現金を渡して家を買わせる。そして日本の民法の原則をいくつも積み重ねて10年近くかけて最終的に無税になる仕組みを作れば最初は借金でも最終的にすべての資金を相殺または法的に消滅させることが出来る。

 

これまたウシジマくんもびっくりだろうが法律を二カ国にまたがせれば実現可能な話である。

 

なのでもしご自身が現在オークランドに子供と一緒に賃貸住宅に住んでてご両親か親戚縁者に資産がありご自身に贈与しても良いとお考えな状態であれば、これは日本の税法が変わる前に実行すべきだ。

 

とにかく法律は後付で追っかけてくる。だから今やれることは今すぐにやらないと手遅れになり政府に持って行かれてしまう。

 

それともう一つは今後の推測であるが、僕が思うにこれから3年先から20代の若者が日本で派手な無差別殺人か自殺行動を起こすと予測している。

 

何故なら20代で先が見えなくなったままこれから50年以上何の希望もなく過ごすことを考えた若者が出来ることは刹那的な光とその後の人生の終了であるからだ。

 

何も100人のうち100人が殺人魔になるわけではない。けれど1,000人のうち1人でも殺人魔になればそれは十分に社会を恐怖に陥れる。そうなると今度は必ずコピーキャット、真似殺人が発生する。こうなると警察としては予防捜査をすることになり、この時に効果的なのが共謀罪の適用である。

 

何の気なしに世の中の不満をネットで「小学校を爆破してやる」とか「あの野郎、殺してやりたい」と書き込んだら警視庁サイバーネット対策班に関知されて現住所を突き止められて逮捕拘禁、そのまま刑務所入りである。

 

秋葉原無差別殺人はさきがけでしかなく、2020年という一つの区切り以降は確実に深刻な社会問題となりこれを利用した国民全てに対する厳戒例が発布されて「戦争のできる普通の国家」が国民の意識をそらすためにいよいよ次の段階に向かうだろう。

 

ここ2日は現場の戦闘から離れて戦略と戦術の世界に入ってるので様々な仮想現実が見えてきている。このうちどれが現実になるか、おそらく8割は現実になるだろう。それがアイザック・アシモフの描くSF「銀河興亡史」の心理歴史学者ハリ・セルダンの理論だからだ。



tom_eastwind at 06:58│Comments(0)諸行無常のビジネス日誌 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔