2017年11月21日

おときた議員について

東京都議であり一時期は小池さんとこで働いてた若いお兄ちゃんであるが、僕は個人的に嫌いではない。

 

何故なら数年前から時々ブログを読む中でほっこりする記事があり「こいつ人間として悪くないよな」と思ったからだ。

 

自分ひとりで選挙していつ落ちるか分からないギリギリの集票で何とか議席保ちつつ頑張りながら、テレビ効果に気づいて顔出しするって戦略は上手くやっている。それは正解なのだけど、何せ政治戦略とかの知識が薄い。

 

http://news.livedoor.com/article/detail/13911571/

 

大学出て立派な企業で働いたからって、やってることや話すことが上っ面だけなのだ。テレビ受け狙っているのか知らんけど、ほんとに政治家したいのか?それにしては動機が分からない。

 

これが中曽根元首相の孫であればおじいちゃんから学んだ政治哲学で政治家を目指したいと言うのは分かる。群馬のきつい選挙区でもきちんとした政治哲学を語り地元後援会も支持しやすいだろう。

 

けれどおときた議員については政治哲学がなく政策に対する一貫性がなく都政を語ってもその日の自分のブログのヒット数で意見が変わるようなものである。

 

適当に東京の大企業の中でうろちょろしてれば年収1200万円はいけそうな人物なのに何で中央政治に口出しするのかが疑問。

 

彼には日本をどうするかという哲学がない。国造りの思想がないのだ。ないのに無理して政治家やらなくても他に仕事はいくらでもある。

 

東京では豊洲、地方ではもっと色んな問題がある。彼が区議会議員で一生やりたいならそれこそ紋付袴の落語連中やドブ板の饅頭やさんと仲良くしてその地域に住む人の「毎日の生活を過ごしやすく」だけを集中していけば区議会議員で食っていけるだろう。

 

けど国家となればそうではいられない。利益相反する人たちの意見をまとめて国を引っ張っていく、それはおときた議員には不可能である。何故なら主張に根本がないからだ。

 

この理由は簡単で彼は政治をビジネスの延長として考えておりブランデーを高級品として人々に誤解させて高くても当然と思わせ高級品として買わせ、その意味だけは正解なんだけど政治の世界では殆どが貧乏人である国民をどう救済するかが出来てない。何故田中角栄が評価されたか。もう少し考えて政策を作った方が良い。

 

そうは言っても政治家は国民が作る。もしかして地頭は悪くなさそうだからそのうち政治家として成長するのかもしれない。けれど現時点では彼を政治家として語るには無理がある。



tom_eastwind at 09:26│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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