2018年01月02日

北東アジア戦略2018

歴史を何年単位で切り刻むかで答は変わると思うがこれから少なくとも20年は日本に良い目があると思わない方が良い。

 

これはもう個人的な努力とかではなくて国民の資質の問題であり、いろんな国が成長したり衰退したりしたがそれはその国の持つ個性と周囲国家の「気の流れ」の合成であり個人的英雄がどうこう出来る話ではない。

 

例えば言えば4人で麻雀を打ってて上家がバカヅキしたら逆らわない。様子を観ながらいつかこっちに「気の流れ」が回ってくるのを待つことが肝要である。

 

日本と中國は日本が西洋型民主主義で選挙制度もあるり中國は共産主義であるが実体としてはどちらも社会全体主義、共産主義である。

 

日本は明治以来の官僚制度がありそれは江戸時代から続く「民は由らしむべし知らしむべからず」の中央集権国家=国家社会主義制度の主体は官僚でありその制度は敗戦後も維持されたから今も日本には欧米のような国民主体の民主主義はない。

 

日本国民にはテレビとプロ野球と飲み屋街を与えておけ、そうすれば彼らは絶対に上を見ないから。国民は毎日食えて楽しければそれでよいのだ。

 

中國の場合も似たようなもので共産主義と言いつつも常に国民の不満のガス抜きのために計画経済化でも経済自由特区を作らせて沿岸都市部を急激に発展させた。

 

政治問題が起これば日本や周辺国を巻き込み国民の視点を他国に向けさせた。それでもそれは国民の付託に応えると言う事である。本当の独裁国家であればそんな面倒なことはせずに独裁者の命令のもと軍隊が国民を殺す。

 

殺すと言えば中國だってチベットや法輪功を殺しているではないか。ならば日本だって安保闘争、浅間山事件、その後も公安が裏方で活動して随分と非合法捜査をしている。日本の場合同一民族であるから中國のような多民族国家の直接的弾圧ではなく常に相手よりも強い抑止武器は持たず騒動が過激化することのないように当時の後藤田長官等が配慮したのが結論の違いだが開始地点は国家治安維持のためには国家として戦うと言う姿勢で日中とも同様である。

 

最近は中國が安定しているので反日を使わずとも日本と良い関係を作れるしその方が国益になると考えた中國は今年から日本に対しての姿勢を変えてくるだろう。

 

ただ領土問題など中國の根幹となる問題は彼らは絶対に引かない。領土拡大は中華民族にとっての精神的根幹なのだ。領土拡大をしない中国人などあり得ないのだ。ここが日本に取って痛し痒しなのである。

 

そういう中國を隣国として抱えてこれから20年、日本は少子高齢化していく。その間日本の土地が空けば中国人はいずれ買いに来る。今もすでに対馬や北海道や沖縄の土地が買われている。

 

近代になり100年以上経って中國は復活した。今年以降日本は、常に米国よりも中國の動きを見ながら活動していく必要がある。

 

去年から中國の動きを見て年末に集中して考えて年明けの戦略設定を考える中で中國の重要性は一段と強まった。



tom_eastwind at 21:35│Comments(0)諸行無常のビジネス日誌 

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