2018年01月06日

慈雨 その3 官僚

安倍首相の周りには様々な意見を述べる人々がいるし皆さん個別に試験を受ければ大変優秀であろう。しかし各個人が持つ素質を国家のために使える根本的な哲学が現在の日本の実社会に寄り添い成長させる仕組みになっているかと言えば僕は個人的に大きな疑問があると感じる。

 

何故なら官僚だけが偉くて他の被支配層全員ばーかと言う基調なのだ。馬鹿には何も決めさせてはならん、社会を大変化させるような行動は政府が起こすのじゃー!

 

そのくせ現場では昭和のような「誰でもトップを狙い、競合相手を振り落とす」と言う内向きの仕組みと自己保全の仕組みが残されている。

 

これは官僚の賃金制度と官庁と民間の交流が今の時代に合っていないから起こる現象である。

 

官僚は本来業務内容に合わせて募集して契約期間中は数千万円から数億円の年収を支払い活動する。本人が何歳だろうが関係ない、能力が全てである。そして契約が終了すれば延長も良し次の人材を民間から再募集するも良し。

 

東大卒の優秀な後輩を出張先のカバン持ちにさせたりして有意な能力をすり潰し官僚制度の中で階級制度に組み込む事で自分の子分を増やし組織で優位に立とうとする。

 

そんな事にばかり能力を使うから人間的な生活が出来ず庶民の気持ちも理解出来ず町内会の共同掃除に「お宅のご主人、今週の日曜日が当番ですよ」と言われて困惑げに「あの、宅は東大卒でして」などと答えたりする。


ところがその「宅」は国民から集めた年金使って箱物政策、バブルはじけて三セク、その後も戦争を知らない子どもたちは自分たちだけが偉いと思って何の責任も取らず失敗政策を打ち続けた。一体どこの世の中に「責任なくして権利だけあり」って片務責任があるか?

 

これは僕がよく使う言い方だが「いいか今からオレとオマエでコイン博打をやる。表が出れば俺が勝ち、裏が出ればお前が負けだ」である。

 

ただその中で最も失敗した政策は愚民政策なのである。三人寄れば文殊の知恵と言う。東大卒だけで政策作らなくても旧帝大や優秀な私大から意見を集め、まずはやれるところからやろうぜ、そういう根本姿勢がずれている気がする。

 

まずは豊かになれる街から豊かになろう。そして人口が急減する地域はスマートシティに国費で引っ越してもらい楽しい老後を送ってもらおう。

 

もし地元に居たいなら公共サービスは自腹で宜しく、何故ならたった数人の為にバスや郵便を送るのは公共サービスではなく個人の贅沢なので費用を負担して下さいって話だ。

 

このあたりが国民全体の意見を取り入れる仕組みを持つ自民党、あくまでも戦前の共産主義が頭のなかにありつつ自分の保身を第一に考える官僚、安倍首相率いる国家社会主義を実現させたいとるす政権側とのせめぎあいであろう。

 

何故ならこれはもう実理論ではなく主義主張の問題であり数字に置き換えられないからだ。

 

政権は官僚の人事権を奪った。これは強い。この流れでいけば官僚は政権の支配下になる、何故なら官僚の最終目的は国家天下ではなく自己保身だからだ。

 

ただ自民党も内部は一枚岩ではないどころか何十枚も岩がある。それぞれがそびえ立ち競合している。

 

安倍首相のような明確蒙昧な全体主義者もいれば中韓との繋がりを大事にする政治家もいる。更に麻生さんのような麻布高校出身の反骨精神の塊なのもいる。

 

つまり実は自民党こそが国民の様々な層から意見を吸い上げて政策を実行する民主主義なのであり、これに比べれば日本共産党など党の意見以外は一切存在しえない野党は独裁主義である。



tom_eastwind at 14:06│Comments(0)諸行無常のビジネス日誌 

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