2018年01月13日

言霊

最近の日本でテレビ番組を観ると健康オタクのような番組が増えた。年をとるとこんな病気になるから気をつけろ。そりゃそうだ、世の中が高齢化しておりテレビを観るのは高齢者であり、ならば番組構成も健康番組が増えるのは当然である。

 

ここまでは良い。問題はここから先で誰も彼もがテレビ番組を観て一夜漬けの医者になり仲間を掴まえては「おいお前、最近ここが痛いだろ、それはなんちゃらと言ってな、身体が年を取ってきた証拠なんだよ。何?痛みを感じない?そりゃやばい、早く医者に行った方がいいぞ」

 

口から出た言葉は言霊に変化して現実に大きな影響を与える。だから老人同士が病気でもないのにお互いを病気呼ばわりして実際に病気になる。病は気からであり気は言霊である。

 

例えば夏は暑い。暑いから暑いと言う。ここまでは良いがその暑さをネタに否定的な話をしても仕方ない。「暑くてやってられない」と言うよりも「暑いのはさっぱりしてこりゃいいや、どんどん汗かいて新陳代謝良くしようぜ」とか、もっと生産的な話をする方が良い。だって否定的な話は何も産まないのだから。

 

病気も同様で、年を取ったからと言って誰もが病気になるわけではない。ピンピンコロリで90過ぎまで元気に生活する人がこれから医療の進歩で急増するだろう。

 

死ぬまで元気なのが医療費もかからないし良い事なのだから老人同士元気になる話をすれば良いのに、集まればすぐに病気の話ってのは何も産まないどころか病気を生み出すだけである。

 

年をとると言う事は知識が次々と身に付き賢くなることである。その知恵で何かを創り出すことが出来る。学ぶことに年齢制限はない。インターネットのキーは木の幹を叩くような力は不要である。今後は音声入力も発達するからキー入力も不要になる。

 

それで毎日散歩をしてしっかり食事してぐっすり寝れば身体は元気だし何時までも創作意欲は失くならない。

 

問題はそういう自分の生き方を見つけることが出来ない人々である。今までの人生をずっと他人と横並びで行動して自分の頭で考えることをしなかった人々が退職した場合、自分の生きる目標を持つことが出来ない。そういう訓練を受けてこなかったからである。

 

いずれにしても言葉は言霊である。たとえ本人が不注意で発言してもその言葉は自分で足を持って歩き出し、発言した本人も止めることが出来なくなる。

 

だから他人と横並びにテレビを見て一夜漬けの医者になるのではなくて、これからの50年をどうやって生きていこうか、その為の積極人生を考えて正しい言霊を発すべきである。



tom_eastwind at 20:06│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔