2018年01月19日

NZ女性首相初出産

去年末の総選挙で政権を勝ち取った労働党の党首であるジェシンダ・アーデン首相が今年6月に出産とのニュース。6週間の出産休暇中は副首相のウインストン・ピーターズが代理を務めて首相勤務に戻ればご主人が専業主夫となり子育てをするとの事。

 

如何にもニュージーランドらしい記事である。

 

これがもし日本で女性首相が出てくれば新聞記者は「出産の予定は?」とか評論家が出て来て「だから女はダメなんだ!」とかやりだすんだろうな。日本は所詮男が偉いと思い込んでいる男だけの文化である事は何も変わらない。

 

しかしその男が子供を産めるか?

 

男が得意とするのは一般的に高いところにある物を取ること、重いものを動かす事である。

 

けど21世紀になりロボットが出て来てモバイルスーツが出て来て書類がペーパーレス化してしまえば男の得意とする分野はなくなる。そして総合的に物事を判断出来る人物であれば男も女も関係なくなる。

 

すでにそんな時代が来てるけど、どんなに時代が変わっても男が子供を生むことは出来ない。女性であれが冷凍精子をずっと溜め込んでおけば男なしの世界でもやっていける。まさにアマゾネスの世界である。いずれ男が男であるだけでは生きていけない時代が来るぞ。

 

今回の出産はおめでたである。ニュージーランドの地元でも歓迎のニュースだ。こういう記事を皆が素直に喜べるのは良いことである。



tom_eastwind at 18:19│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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