2018年01月29日

飛行機の中で

昨日の夕方福岡空港を出発して香港で2時間の乗り継ぎ後オークランド行きのフライトに乗り今日の午後オークランド到着。何故か疲れない。

 

皆は11時間のフライトは疲れると言うけど僕の場合11時間+待ち時間2時間+日本→香港が4時間なので合計17時間であるが、何故か疲れない。

 

皆に不思議がられるけど長いこと旅行の仕事やってそんな体質になったのだろう。それともう一つは多分であるが僕は性格的に他人のやってることが視野に入らない。

 

だから他の人が機内でどう過ごすかとか観てないし自分は機内で一番気軽な気持ちと格好で過ごしている。飛行機に乗ればすぐに柔らかくて温かい部屋着に着替えて靴下脱いで機内用靴下とスリッパにするので足の裏を通る血液も良く回ってくれる。人前であろうが普通にストレッチングもする。

 

欧州あたりでは機内も公共の場所と考えるビジネスマンが多く彼らは11時間の旅でずっとスーツを着て革靴を履いてたりするが、あれじゃ足が痛いだろう。

 

公共の場所と個人の場所の区別は、ホテルと旅館の違いのようなものかと感じている。僕ら日本人は旅館文化であり旅館に到着すればまず靴を脱ぎ靴下を脱ぎ浴衣に着替えて大温泉に行く。

 

旅館の廊下は皆が使う場所だけど浴衣にスリッパで大丈夫だ。お風呂に至っては皆さんすっぽんぽんである。自分のプライベートな場所と言えば部屋の中であるが、それでも慰安旅行で行けば職場の仲間と雑魚寝である。

 

だから飛行機に乗った瞬間から旅館にチェックインした気分で部屋着に着替えてスリッパ履いて自宅のようなのんびりさで過ごす。その分肉体的にも負担が少ないし精神的にも安定するので疲れない。

 

機内食にしても食べたくない時は食べない。これが「出されたものは残らず食べなさい」と教育を受けている人は夜10時過ぎに出される重い夕食を全部食べて、それから消灯して寝ようにも胃袋が活発に活動しているわけで身体に良いわけがない。

 

つまり飛行機に乗る時に自分の身体が一番疲れない精神状態を作り上げればそれだけで11時間の飛行時間でも疲れが残らないのだと思っている。

 

これが欧州人の中でも「貴族の生まれ」で「ドライナニ−の躾が厳しかった」人たちにとっては長距離の移動でもびしっとした服装で過ごす必要があるのだろう、特にキャセイ航空はロンドンとオークランド間を香港で乗り継ぎさせるから両方のフライト時間足したら22時間以上になる。

 

これではいくら貴族でも体に堪えるだろう。そうなると年に何回もこの区間を往復するのも嫌になるだろう。

 

けど日本の旅館文化で育った礼儀を知らない田舎の高卒からすればそのような自分への縛りがないので気が楽だ。「粗にして野だが卑ではない」を地でいくようなものだ。

 

日本人でも決まりに厳しい人がいるし自分が決めた規則をどんどん積み上げては絶対に守る人がいる。けど規則って、少なければ少ないほど気が楽になる。つまり自分がその社会で生活をしていても最低限の規則だけ守れば後はもう気ままに生きようぜ、そうすると気が楽になる。

 

古代中国でも優秀な皇帝は臣民にあまり多くの規則を押し付けなかったと言う。それは規則を作れば規則が人を縛りかえって息苦しい生活になり、今度は逆に他人の規則違反にばかり目が行きすぐに他人を訴えるようになると知っていたからだと言う。

 

話は少し逸れるが日本で生活をする時もそうであるが、マンションのゴミ捨て場で朝早くからじっと他人を見張ってみたりする人もいる。それとか他人の一挙手一投足に徹底的に自分の基準で文句を言ったりするけど、それって幸せか?

 

勿論集団で作った規則は守る必要があるけど、それは本来管理人の仕事ではないのか?あまり他人のやることをジロジロと観たりしても自分の人生を有効活用しているとは思えない。

 

話を戻すと長時間の飛行機の中で出来るだけ楽しく過ごすには出来るだけ自分の決まりを持たない事だ。周りに迷惑をかけない程度に寛いで好きな事をすれば良い。



tom_eastwind at 17:05│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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