2018年02月01日

春節

125日真夜中の成田空港で中国人グループが大暴れした。警備員相手に殴りあい女性スタッフを蹴飛ばし、挙句に中國国歌斉唱!

http://www.epochtimes.jp/2018/01/30913.html

 

詳細は上記記事に書かれているが原因はLCCの遅延によるものだ。格安飛行機の遅延など当たり前の事である。LCC飛行機の遅延など何時もの事である。安いものには理由があるのだ。

 

それなのにグループは無料の宿を提供しろとか食い物よこせとか挙句に大暴れするのだから話にならん。

 

何でこの航空会社が中国人スタッフを雇ってなかったのか不明であるが、こういう時に中国人と真面目にやりあっても相手の土俵に乗せられるだけである。真面目に真摯に対応しようとするほど彼らからすれば「何か取れるぞ」と思わせることになるのだ。

 

こういう時は毅然とカウンターを閉鎖してスタッフは全員帰宅する。残ったグループがどうするか?知った事か、である。中国人はこういう駆け引きが実に上手い。自分の土俵に相手を乗せておいて痛めつけるのである。

 

これはビジネスの世界でも全く同様だ。中国人とやる時は絶対に相手の土俵に乗らない事、つまり相手側の理屈にいちいち反応しない事だ。

 

例えば上記のような事件の時に中国人が「君たちは僕ら乗客が大事ではないのか?」とか「君らは日本人として恥ずかしくないのか?」とか「道義的責任をどう考えるのだ?」と言われても無視すること。

 

何故なら彼らは自分たちの主張が法的に間違っている事を知っているから感情論に持ち込もうとしているだけだからだ。

 

そして常に自分が相手より有利な立場にいること。自分が相手より強いと判った瞬間の中国人の嬉しそうな顔は観てたらすぐわかる。

 

この場合の有利な立場は「誰が飛行機を所有して飛ばすのか?」である。決定権はLCCにある。だから強いのは航空会社であり弱いのは乗客だ。

 

感情論に持ち込もうとしたら毅然とした態度で「あなたはこの航空券を買う時に当社と契約しました。そして航空約款では遅延によるあなた達の損害を負担する義務は当社にはありません」と言えば良い。

 

すると彼らは「そんな事は聴いてないし契約もしていない!」って言い出したら「そりゃあなたが航空券を買った旅行会社に言って下さい、こちらの知った事ではありません」とか「おや?契約していない?それではあなたはこの飛行機に乗る権利も私があなたと話す義務もないですね」と言ってカウンターを閉じて出ていけばよい。

 

放置された彼らは「やば!こいつら今までの日本人じゃねーな、どうするか?」となる。そう、彼らに考えさせれば良いのだ、何が一番良い方法かを。

 

何せ中國には12億人の中国人がいる。その中で生き残るってのは生半可な事ではない。そういう修羅場をくぐって海外旅行する来たお金を持った連中を相手にするのにまともな日本の常識が通用するわけがない。

 

これはニュージーランドで生活をする上でも同様でありいくら隣人が人の良さそうな中国人と言えど中国人の持つ根本的なアイデンティティは変わらない。その点だけはしっかりと理解しておく必要がある。

 

彼らが親切になる時は何かが欲しいわけで彼らが怒る時は何かが欲しいわけで笑う時は自分が交渉で勝ったと思う時で哀しむ時は自分が交渉で負けたことに気づく時だ。

 

つまり喜怒哀楽すべての基準がすべてI My Me Mine、自分自分自分である。

 

どうすれば他人が喜んでくれるか、他人を怒らせないか、他人が哀しまないか、他人を楽しませることが出来るか、他人から観たらどうなのか、他人に迷惑ではないのか、そのような事を考えていては1966年から1976年まで続いて40万人以上の死者と1億人以上の被害者を出した中國の文化大革命を生き残ることは出来なかったのだから。

 

まもなく中國の旧正月、春節が来る。今年は216日から始り去年と同様に多くの中国人がニュージーランド旅行を楽しむことになる。またレンタカーで交通事故起こすなよって話であるが。

 

春節の旧正月休みは215日から225日頃までの10日間がピークになる。

 

ますます海外旅行が盛んになる中國から今年も多くの観光客がニュージーランドニウやって来る。中国人旅行客も個人や家族単位ならまだましだが集団になるとあっという間に「中國の理論」ですべてを決めようとするので旅先でもまだ数年はトラブルを生むだろう。

 

僕らがこの期間に出来ることは中国人と間違われないように胸に大きくJバッジを貼り付けておくことだろう。



tom_eastwind at 10:34│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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