2018年02月08日

名護市長戦 祭りのあと

昨日のニュースで名護市に追加配分される交付金に関する菅官房長官のコメントが出ていた。

 

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菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、政府が沖縄県名護市への支給再開を検討している米軍再編交付金について、過去に米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対していた現職市長が受け取りを拒否していた期間の分を上乗せすることで調整に入ったとする一部報道を否定した。菅氏は「過去にさかのぼって交付する制度にはなっていない。法の規定にのっとって、適切に対応する」と述べた。

http://www.sankei.com/politics/news/180207/plt1802070016-n1.html

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ここから先は推測である。

 

いやいや、菅官房長官は本当に役者である。頭で考えている事と人に話すことを全く変えてもそれが一切分からないから役者である。

 

交付金を遡って払わないと公表する時は本気で払わない気持ちになっているからそうやって言い切れる。誰に聴かれても堂々と「何言ってんだ、そんな制度じゃないのに、払えるわけないだろ!」と言い切れる。

 

しかし自分の執務室に戻った瞬間沖縄出身の議員や防衛省の役人を集めて、どうやって名護にカネを落とすかマスコミにバレずにやるのはどういう方法が良いのかの議論を始める。

 

名護の公共事業に政府のカネをまぎれこませ東京と那覇の建設会社の間で上手い事やって帳簿上は一切お金が動いていないけど、実際は政府からの資金援助が入る。

 

その事実を知っているのは菅官房長官と一部の利害関係者だけでありその事が他所に漏れることはない。

 

しかし今日本政府がやろうとしていることは明確だ。東京と沖縄と米軍とがそれぞれ三方一両得を狙いつつ利権を狙う。しかしその中で一番立場が強いのが江戸時代から現代まで無理を強いられ差別を受けてきた沖縄である。

 

日本からすれば琉球の併合から始り沖縄の人々に標準語を学ばせ名前の呼び方を本土風に変えさせて挙句の果てに第二次世界大戦の戦局が悪化すると沖縄を捨て石にした。

 

米軍からすれば飛び石作戦で沖縄を攻めたわけで沖縄の人々に個人的な恨みがあるわけではない。

 

むしろ第二次世界大戦以前に米国に移住した沖縄の人々が米軍属として塹壕に篭った沖縄民間人を助けようと、昔の同級生に声をかけて「おい、俺だよ、お前の隣の机に座ってたんだよ」と行動した。

 

それでも実際の戦闘では多くの沖縄の人々が戦争で死んだ。その事実は変わらない。

 

そういう立場で考えれば現在米軍基地を受け入れている沖縄が一番強い立場と言える。

 

そしてその沖縄は現実問題として琉球を強くするために日本政府からカネを取る。日本政府はカネを渡す際に自分たちも稼げる仕組みを作る。米軍は自分たちがネタにされているのは知っているが日本政府が沖縄駐留費用を払ってくれるので問題はない。

 

その原資は?もちろん日本国民の税金である。

 

ここまでは推測である。しかし世の中がこうやって動いていくのは現実だ。



tom_eastwind at 16:32│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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