2018年02月16日

国内出張終了

南島の出張から6日ぶりにオークランドに戻る。シティの人混みに入ると南島の良いところばかり思い出してしまう。

 

青い空に透き通った空気、人々は人間らしい顔で生活しており誰もが笑顔で接してくれて誰もが笑顔を期待していて誰もがそれを裏切らない。

 

やはりニュージーランドは南島だな、そう思わせる今回の出張だった。

 

ビジネスだけを考えれば今のNZではオークランド、それもシティが一番である。行政、金融、法律、必要とされるすべての素材がシティに集中しているので何をするにも5分も歩けば片付く便利さは、これは南島にはない。

 

けれど人間なんて仕事だけで生きているわけではない。人間らしい生活ってのは一日の三分の二以上を占めるわけで更に土日や祝日を考えれば、本来は人間らしい街で生活をすべきである。

 

僕のニュージーランド生活は30年前のクイーンズタウンから始まった。当時のクイーンズタウンは人口4500人、日本人が10人もいない田舎町だった。

 

自宅の玄関に鍵をかけず誰もが誰をも知っていて人々はのんびりとした生活を過ごし、夏場はトレッキング冬場はスキーに来る北半球からの観光客を相手に街が成り立っていた。

 

今はすっかり世界的観光地になったクイーンズタウンは当時とはすっかり姿を変えているが今回訪れた南島の街は今も往時の雰囲気があり、それでいながら街にいればインターネットが整備されて世界とつながっている。

 

主要産業である農業も北半球の最新の仕組みを取り入れて環境保護と自動化を同時に進めている。

 

オークランドに戻りオフィスに戻り机に座り日焼けした腕を伸ばしてシティの交差点を眺めて人々が寒々とした顔で行き過ぎるのを観ていると、一体ここはどこなんだろうと感じてしまう今回の南島出張だった。



tom_eastwind at 12:56│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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