2018年02月17日

高齢者対策

今日のオークランドは天気が穏やかだ。出張に出てた間のオークランドは天気が悪かったようで昨日や今日は「久々にいい天気だね」と周りで言ってた。

 

しかしなー、南島の青空をずっと観てきたので今日のオークランドが晴れだよと言われても何か違和感がある。

 

良くないなー、日焼けした上腕を引っ掻きつつ頭をオークランドに戻す努力をする。頭を切り替えるためにまずは近くのプールに行き水の中で身体を引っ張り戻す。水泳は子供の頃から真面目にやってたので良かった、これで少しは頭の中が切り替わる。

 

考えてみれば僕のパスポート年齢が60歳に近くなっているが頭と身体の感覚は未だ28歳である。28歳当時のスーツを今も時々着ている。頭は禿げたが身体は軽く動いている。

 

30年前だと60歳定年って言葉があったが今の時代は60歳過ぎても現役だよなと思う。

 

ニュージーランドでも年齢に関係なくよく働く人がいる。以前いつもお願いしたタクシー運転手のキースは75歳で現役運転手で、自分の好きな時間に運転して人生を楽しんでた。

 

仕事を早くに引退する人でも常に社会との関わりを持ちボランティアとして社会に貢献している人も多い。

 

そう考えると日本の定年制度ってのは人間として現実的なのかなと思うが、日本では労働者はあくまでも機械の歯車であり一定期間が過ぎたら廃棄(定年)して新しい機械(新入社員)を入れるのだから場所の広さの問題もあるし日本株式会社である以上入れ替えは当然な仕組みなのかなと思ったりもする。

 

ただこの個人的な問題と年金を絡めて来るのは、やはり「日本政府キタネーぞ」と思う。

 

元々政府が日本人個人を社会の歯車にするために小学校からところてん教育を行い自由な思考を奪い精密機械の歯車に作り上げて社会に放り込み何も考えさせず働かせておいて60歳になったら「定年」と言う名目でポイ捨てして退職者が自分で自由に考えることも出来ないまま「濡れ落ち葉」となる状態を作ってきた。

 

それが自分の懐具合がおかしくなると国民に向かって「まだ元気!65歳まで働け!」とやる。これも後10年もすれば「70歳まで現役!」とか言い出して自分の借金である国民の年金支払いをせず代わりに民間企業に長期雇用で「給与」と言う形で転嫁させる。

 

もちろん生涯現役ってのはありだ。政府が決めるのではなく個人と企業が話し合って適正な労働条件で60歳過ぎても働ける仕組みがあれば良いと思う。

 

しかしそれを政府が自分勝手な理由で民間に付け回しておいて偉そうに理屈ばかり付けているのはどうも納得出来ない。

 

とは言っても僕は日本で年金もらう立場ではないし直接には関係ないのだけど、何で日本国民って怒らないのかな。

 

長いものには巻かれろなのか無思考状態なのか、けど自分の懐に直接政府が手を突っ込んで引っ掻き回しているのに黙ってニコニコしているだけなのか?

 

民間企業のサービス対応には消費者として鬼の首を取ったように怒鳴り上げるのに政府が手を突っ込んできても何も言わないってのは、どうも理解出来ない。

 

今回の高齢者対策は単純に政府が約束したカネを払わないってだけのことだ。



tom_eastwind at 16:59│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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