2018年04月01日

烏合の衆

日本人1人と中国人1人がビジネスなどの戦いをすればまず日本人は負ける。

 

理由はいくつもあるが主因の一つとしては日本人は自分の頭で考えることが出来ないから誰かに指示をしてもらわないと動けない。それに対して中国人は自分の頭で考えて自発的に行動するから日本人が勝つわけがない。中國カラスに突かれる田んぼのカカシみたいなものである。

 

しかしこれが団体戦となると日本人の勝率は非常に高くなる。それは日本人が組織を作れば必ず規則を作り細かい点まで明確にして誰もが自分の位置を分かっているから「言われたことを愚直にやる」だけで組織力が生きるからだ。

 

これに対して中国人は他人と共同で作業をすることを非常に苦手とする。何故なら彼らの感覚では戦友とか仲間がなくて、上か下かどちらしかないから、上の人間と働きたくないし下の人間はこき使うわけで同僚なんてあり得ない。

 

だから団体を組むことが非常に苦手なのであり結果的に組織力の日本に負けるわけである。だから日本人がアジアで勝てて来たのは常に団体戦だったからである。

 

ところが日本人がいくら団体になってもたった一人の中国人に負けることも1990年代の香港ではよくあった。日本から来た企業が組織を作っているのだけど、香港ではその「組織」そのものが一人の個人と見做され、香港のオーナー企業のたった一人のボスに食い尽くされた。

 

では何故団体なのに負けたのか?それは日系企業の香港支店は自分で決定する権限がなくましてや英語も出来ないから情報収集も出来ず何か案件があると必ず東京に稟議書を送りその內容も正確な分析ではない。そして曖昧な分析を基に作られた報告書を自分の派閥の利益の為に利用する。

 

だからあれは外敵に勝つための組織ではなく全員が鳥の巣の中でカーカーと鳴く烏合の衆だったのである。

 

これに対して香港企業のオーナーは自分で日頃から読書をして街では人脈を作り様々な情報収集を行いリスクを取って決断、実行した。

 

だから烏合の衆がどんなに数を集めてもリーダーシップを取れる人間がいなければ烏合の衆のままである。これはエイプリルフールではない。



tom_eastwind at 13:01│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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