2018年05月04日

不沈空母沖縄



今日が出社最終日、日曜日の飛行機で日本に向かう。朝から日本に持っていく書類を印刷したり整理したりしてカバンに入れて、自宅に帰ると今度はタンスの中の夏服を取り出す。今日のオークランドの天気は10度くらい。

 

僕の場合は日本とNZを行ったり来たりなのでタンスの衣替えがない。冬服も夏服も全部まとめてハンガーやタンスに入れている。

 

「それにしても毎回飛行機の旅、よく疲れませんね」と言われるが、僕にとっては飛行機の中の方が良い。誰にも話しかけられないから考えることなく映画や読書の静かな時間を過ごせて有り難い。

 

月曜日に東京に入りその後大阪などを回るのだが、何だか日本の空気って面白い。殆ど皆が本当に同じ動きをする。けどほんの一握りの人たちが「何かおかしいぞ」と思って人と違う動きをする。

 

そういう人たちは常に危機感を持って世間を観て政治を観て次に何が来るかを予測して対応する。第二次世界大戦の敗戦も危機感を持って日米を比較すれば勝ち目のないことなどすぐ分かる。

 

しかし多くの新聞は鬼畜米英を叫び愚民を踊らせ政府は大本営発表で踊りに応えた。そして左右の隣人が日本バンザイ!と言ってるからと自分も日本バンザイ!と言って、それを観た近くの人が日本バンザイ!と叫び、最終的には理性が吹っ飛び竹槍でB29を落とす等バカな状態に陥った。

 

それでもほんの一握りの人々は事態を冷静に判断して今何をすべきかを考え抜いて実行した。

 

それまで満州や朝鮮で商売をしていて利益も上げて自宅も建てたが、商売を売り自宅も売り日本のそれも田舎に引っ込んだ、大都会で戦勝国兵隊の直接の暴力に触れないように、食料を自給自足出来るように。

 

彼らは歴史書を読み敗戦国に起こる事態、食糧不足や現金不足、戦勝国による賠償要求と国家の仕組みの変更。

 

そしてそれは起こった。起こるべくして起こった。地震の予測は難しいが未来の歴史はそれほど難しくない。歴史を振り返り現在の状態にあった同じような街や国がどうなったかを観れば良い。同じ人間がやっているのだ、結果はそんなに大きく変わらない。

 

動的防衛協力

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防衛省が開示した文書で削除された「共同使用」や「共同訓練」を記したページには、▽キャンプシュワブ、ハンセンへの陸自1個連隊の配備▽米海兵隊の伊江島補助飛行場での上陸・降下訓練▽北部訓練場での対ゲリラ戦訓練▽嘉手納弾薬庫地区に陸海空共通の兵たん部隊を配備―などが示されています。27日に発足した陸自水陸機動団の1個連隊を沖縄に配備する構想など、一連の動きのベースになっている可能性が濃厚です。

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現在国会でも取り上げられているが僕がこの文書を最初に見た時に感じたのは「こりゃまた戦前に逆戻りだな」である。違いは、ただ今度は相手が西にいるだけだ。

 

この配備構想は米軍の沖縄からの撤収とグアムで防衛戦を作るというのが一つ、もう一つは今回は自衛隊を中心に、またも沖縄を戦争の舞台にしようとしていることだ。

 

日中全面戦争は考えられないが尖閣諸島を中心とした限定戦争は十分有り得る。その時に本土に影響が出ないように沖縄に自衛隊を集中させて中国人民解放軍が上陸作戦を行うにしても、まず沖縄からと言う状況を作っておく。

 

そして沖縄上陸戦を戦いその間に中国と停戦交渉を行う。こうすれば前回の敗戦時と同様に本土に影響は出ない。沖縄で毎日戦いが行われていても本土の人間からすれば遠い場所の問題でありニュースを観て「まあ怖い、あなた、今日の夕食はお刺身よ」となる。

 

所詮霞が関にとって沖縄は大和民族ではなく日本を守るための不沈空母でしかない。



tom_eastwind at 12:46│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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