2018年05月09日

ジンギスカン

東京で夜テレビニュースを観ていたら最近ジンギスカンがまたブームになっているとの事。札幌でも東京でもジンギスカンの店が増えて羊肉を出しているのだけど、どうやらマトンらしい。

 

それも日本国内消費の99.4%が輸入品。観てたらニュージーランドからも羊肉を輸入している。

 

マトンでジンギスカンって、あの匂いが日本人には合わずに羊肉は臭いってイメージが定着してしまったのに、またマトンか。

 

けど羊肉と言ってもニュージーランドでは人間様が食べる羊肉は生後1年未満のラムのみである。マトンは生後3年の羊でありNZでは犬の餌である。

 

羊肉は細かく分けると、生まれてから母親の乳のみを飲んだだけのミルクラム、1年未満でまだ歯が生えてない状態のラム、1年経過して2年目になり歯が生えてきた羊がホゲット、3年目の羊の肉をマトンと呼ぶ。

 

なので昭和の時代に牛肉を食べることが出来なかった人々がジンギスカンと言う事で毛刈りを何度も済ませた用済みの安いマトンをバーベキューで食べる習慣が出来た。

 

当時の北海道では数十万頭の羊が飼育されておりその肉を食べる為に札幌でジンギスカンが定着した。その後僕の大分県でも城島高原でジンギスカンが流行り、僕も匂いも気にせずガンガン食べたものだ。

 

けれど今では北海道の羊は一万頭と減少している。羊の数を増やすために北海道ではNZと提携して羊の大量飼育技術をまた学ぼうとしている。

 

土壌改良についてもNZの技術が次第に北海道に導入されているし、何だかNZが日本に接触しようとしているのを感じる。

 

ジンギスカンだけでなくNZの牛肉の赤肉「WAKANUI BEEF」を日本に輸出している場面もあり、おおびっくりである。

 

けど実際問題として日本人の霜降り信仰は馬鹿げたものであり牛肉の味がわからなかった時代に作られた伝説であっても本当に美味しいかどうかとは別問題である。

 

もちろん好き嫌いの問題だから口の中をネチャネチャして霜降りを食べる人はそれで良いが、NZでは本当に美味しい牛肉とはイノシン酸をガチッと含んだ赤肉であると考えて草を食べる牛肉を飼育している。

 

最近ではNZの畜産企業が東京にもステーキハウスをパイロットショップとして進出して日本人がどれだけ赤肉を食べるかの研究をしている。

 

牛肉に限らず羊肉もだが、日本人は「流れ」に拘らず自分の舌で美味しい食べ物を理解して欲しいものだ。



tom_eastwind at 15:47│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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