2018年06月02日

MISTY

今日から三連休、いよいよオークランドも本格的な冬に入ってきた。寒さではなく霧である。冬の入は寒さが厳しいが冬に入ると気温は安定して朝でも大体15度である。なので毎年冬になるとオークランドの朝は霧が発生する。

 

これがとにかく濃い。まるで牛乳の中で泳いでいるような感覚で、車の運転も相当な注意が必要だ。

 

僕の住んでいるノースショアは基本的に谷間(Glen)なので低地に霧が深く溜まる。夜の間に地表に降りた水滴が朝の気温上昇で一気に霧となるのだ。

 

車の運転程度ならまだしも、この時期になるとオークランド空港が午前中閉鎖になることもしばしばである。

 

国際線空港であり飛んでくる飛行機だって気温50度のドバイだったりマイナスのアンカレッジを離着陸しているわけだが、それでもオークランドの霧には対応出来ないのだろう。

 

ちなみに霧は英語では一般的にFOGであるが今朝りょうまくんを学校に送っていく時に彼が「お父さん、今朝はMISTYだね〜」と言った。

 

うん。実はオークランドの霧はMISTYの方が印象的に合っている。

 

MISTYの方が上品だし何か想像が膨らむ印象だ。ジャズでもMISTYと言う名曲がある。

 

それに対してFOGは単なる煙、みたいな印象。でもってFOG1980年制作のジョン・カーペンター監督の映画を思い出してしまう。映画のタイトルがまさにFOGでありホラー映画だからだ。

 

どちらの単語も試験で回答するには間違いないのだろうが、オークランドに今生きている自分としてはこれから始まる冬の霧はMISTYと呼びたい。

 



tom_eastwind at 11:31│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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