2018年08月25日

消費税




こればかりは困ったもので、消費税を上げた年は確実に経済が沈む。国民に対して直接税金取っておいて、その代わりに子供の教育費を安くしますとか子供が

いない人々には関係ない。防災対策にあてますと言っても緊急国家予算でやればよいと思われる。

 

要するに取る方と出す方の認識がずれているのだ。普通に考えれば一個の財布から税金取ってそれを国民に再配分するわけだから、消費税が10%になろうと国民には大きな問題ではない。いやだったら住民税とか他の名目で取っても良いのだから。

 

世界では消費税が主流である。企業の税金を安くすることで自分の街に誘致する。これで雇用が生まれる。雇用された人々がお金を遣って政府がそこから消費税を取る。

 

ニュージーランドの消費税はすでに15%である。これ以外の税金としてはPAYEがあるがこれは源泉徴収税であり平均15%程度である。これで医療、教育、年金など社会保障を賄っている。

 

日本のように細目を作って「これは税金ではなく社会保障費です」とか「地方税です」とか言うが、要するにすべては税金である。所得税は低いと言いつつ合計でたっぷり支払っているのは日本の方なのだ。

 

そしてNZでは消費税は内税であるから日頃の買い物をする時に15%の痛みを感じることがないので消費者感覚としては「手頃な税金」と言う感触がある。なので選挙時の争点になることもない。要するに政府が財布から持っていくけどそれはきちんと再配分されている納得感があるからだ。

 

日本で消費税が上がると経済が沈むのは単純に国民が経済馬鹿だからだ。これが消費税ではなく他の項目で少しづつ間接的に取っていけば皆さん喜んで支払う、国民の義務でしょって。

 

ところが政府が直接個人の財布に手を突っ込む消費税にすると国民はいきなり消費者になって「大変だ!」となる。

 

これがおかしいのだ。個人の財布からどのような名目で税金を取ろうと結局国家予算は税収で賄われているのだから。

 

じゃあ介護保険導入時に国民は反対したか?消費税の時だけワーワー言うのは所詮脊髄反射でしかない、これが政府が「民は由らしむべし知らしむべからず」で国民にきちんとした「お金の勉強」を施さなかったことで起こっている弊害である。

 

まさに政府が国民を馬鹿にした状態で消費税をあげようとして国民に脊髄反射されると言う「天につば吐けば」となっている。



tom_eastwind at 16:14│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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