2005年08月21日
Wall Street (邦題ウオール街)
1987年の映画だから、日本がバブってた時代のNYが舞台。株を扱い、そして儲ける事が出来るのは、ギャンブラーか詐欺師しかいないって、オリバーストーンの主張がきつく出ている。
チャーリーシーンとマーティシーンが親子役で(実際にその通り!)、マーティン演じる父親が、ジャンパー姿でNYの歩道を歩いたり、空港の格納庫で仲間と飛行機を修理している場面は「これがアメリカでしょ」と、強く訴えてる。
オリバーストーンは、ノーマンジェイソンと同じくらい好きな監督だ。
ノーマンジェイソンと言えば「夜の大捜査線」でシドニーポワチエに演技させ、「ハリケーン」ではデンゼルワシントンと見事なコンビぶりを見せてくれた。
実は10年ほど前にも観たのだが、その時はマイケルダグラス扮するゲッコー役が、実はジャンク債の帝王マイケルミルトンとは知らず、今年になってその事を知ってから「もっぺん観たい!」と思ってた映画の一番。
案の定よく作りこまれた映画で、金をかけなくても良質の映画が出来るという事を、うれしい気持ちで再認識させてくれる。
土曜の夜に偶然立ち寄ったVideoEasyで見つけた秀作。5本で10ドルってセット料金だったので土曜の夜10時から、チャーリーシーンのWallStreet、ダニーグローバーのBopha、誰が主人公か分らないアラモと、朝の4時まで観てしまった。
久々に映画に浸れた週末でした。映画は、いいな〜。これで時間が止まってくれたら、最高だな〜って思った週末でした。