2005年08月25日
六億円の招き猫!
一昨日、招き猫を買った。
本来、動物には興味がないのだが、先日立ち寄った2ドルショップで、黄色い猫が参億円の小判と水晶を持ってにんやりしているのが、すんごく自分的に受けて、つい衝動的に買ってしまった。
それも、自宅用に一個と会社用に一個なので、何と合計六億円也!原価7ドル50セントx2個の招き猫で6億円儲けてみよう!
こんな風にお金の事を書くと、日本では嫌われるかな。
でも、ここで考えて欲しい。
「企業の利益は機械の油粕みたいなもので、溜まったら全部きれいにしろ(=寄付や社会貢献をしろ)」とは明治の渋沢翁の言葉らしいが、僕も基本的に同意見だ。自分で商売をやると分るが、事業会社の使命の一つは社会貢献であるという事に気付く。
当然だ。会社は、社会が存在しない限り発生し得ない形態であり、その意味で社会の安定した存続と発展こそが、当社が継続する為に一番大事な要素だからだ。当社でも、ちっぽけながら、ボランティア団体への寄付を毎月行っている。
しかし、渋沢翁もご指摘のように、社会貢献も寄付行為も、その前提として利益という入金がなければ出金はあり得ないし、ましてや利益がなければ会社は成立せず、会社が成立しなければ雇用も社会貢献も発生させられないのだ。
だから、企業が社会ルールを守って利潤追求をするという意味において、六億円は、狙うだけの価値があると思う。
招き猫にもらった目標だ。がんがろっと。