2006年03月26日
白夜行
白夜行。
今日で2日目。850ページの文庫本は、さすがに分厚い。ちょっとした文庫本なら、すぐ上下に分けるだろうな。
何か理由があって一冊にまとめたのだろうが、昨日の夜から読み始めて、今576ページ目。出来れば今日中に読み終わりたいな。
内容は、まるでテレビドラマ仕立ての書き方で、一章ごとに筋書きが作られている。テレビ化されてるという事が本の帯にも書いてあるが、これはプロデューサーからすれば垂涎の本であろう。
東野圭吾の本は、これが初めてである。この本、今現在は自分の中で決して悪くない。ただ、特別によくもない。そういう時に細切れにこういう長編を読むと、途中で棚に戻して、読まなくなってしまう癖がある。
それでは作者に失礼なので、一気に読んでしまおうと言う考えで、昨晩と今晩 なのだ。
実はそれほどひまではない。昨日は朝5時起きで、結局19時まで仕事、それから自宅に戻り、食事してからの読書。夜中の2時まで読んで就寝。
今日は朝7時に起きて仕事開始。17時過ぎに終了後、真っ直ぐ家に帰って、読書と夕食。
明日も大事な面談が3件入っているから、頭を鈍らせるわけにはいかない。
白夜行、それだけの価値のある本でいてくれよ。最後でこけるなよ。いまんとこ何とか続いてるが、最後次第でどうでも変わる筋立てだ。ちょっと怖いな〜。
そういや、一週間ほど前に読んだ本が、大きくこかされた。小泉政治批判を書いた米国人の本だが、いや、見事に見識不足の知識不足、洞察力に至ってはほぼ白痴。あれで大学出て政治記者を長年「勤めてた」と言うんだから、うらやましいやら腹が立つやらですな。
小泉批判をするならそれでもよし、誰にも発言の権利はあるし、健全な批判なら、すべきだろう。
しかし。
誰かの提灯担ぎで書くなら筆力大幅不足、自分で本気で思ってるなら脳みそ大幅不足。