2006年06月02日
No Pain, No Gain

たまたま今観てたNHKの番組で、ゲストが使ってた言葉。痛みがなければ得るものもない。
その通りだ。移住する人の中で一番困るのが、痛みなしで移住したいという人だ。
僕は説明会でもいつも言ってるが、今の社会的地位と給料を捨てる事が出来ないと、移住は出来ませんよと話している。
ところが、多くの人は「いや〜、今の給料くらいは貰わないとね〜、それに、あんまりみっともない仕事も嫌ですね〜」となる。
そうなったら僕としては、「そうですか、ではどうぞご自分で頑張ってください。私が仕事を受けるからには、痛みがあります。痛みなしで移住したいと言うなら、ご自分でやるか、どこかそんな条件でも受けてもらえる会社を探して下さい」と言う。
これは、かなり嫌われる。なんじゃこいつ!みたいな目で見られることがある。しかし、仕事を受けるからには、2年単位で付き合うのだから、出来もしない事を安請け合いは出来ない。
中国人の間では、様々なビザの裏技がある。しかし僕は、その手法も使わない。僕の仕事は、あくまでも法律の範囲内で,お客様にもしっかりと痛みを受けてもらい、それで移住を成功してもらいたいのだ。
痛みとは、英語の勉強をする事、人に無視されても気にしない事、お金がなくても我慢する事、だ。
自分ながら何と我侭な言い分かとも思ったりするが、でも彼らがこれからニュージーランドにやってくれば、お客でなくなっても一生付き合うのだから、中途半端な妥協は出来ない。僕にとっては、お客様は神様ではなく、同じ人間だと思っている。だからこちらの主張もする。
その代わり、こちらの話を理解して、痛みを受け入れてくれる人には、精一杯の努力をする。時には費用以上のサービスを提供して、赤字になることもある。それでも良いではないか、たまにはそんな仕事もあるが、何より信用が一番だ。
やるからには、請け負ったからには絶対に成功させたい。でも、その為にかかった追加費用をお客様に追加請求するようでは、素人の域を出ない。そんなみっともない仕事はしたくない。
考えてみれば、移住のコンサルティングという仕事は、職業別電話帳にも掲載されてないし、普通に社会生活をしていても、触れることのない仕事だ。変な仕事、かな。
でもまあ、僕の仕事でお客様の夢を叶える事が出来るなら、それで良い。
繰り返して言いたい。お客様は神様ではなく、同じ人間だ。

