2006年06月03日

移住コンサルタントとビザコンサルタント

95131c57.jpg

移住コンサルタントとは、移住全体の設計図を作る事だ。ビザコンサルタントとは、文字通りお客様の為に、設計図に合わせてビザを取得する仕事だ。

 

例えて言えば、注文住宅を作る時は、まず設計図が必要で、これを書くのが建築設計事務所。しかし彼らは自分で木を切ったり釘を打つ訳ではない。

 

住宅を建てるのは大工の仕事で、お客様が棟梁にすべて依頼するのが普通だったが、この場合、素人のお客とプロの棟梁が話をする為、棟梁の言ってる事に納得できなくても、どうしても技術的に敵わないので、ついつい「あ〜、そうなんですか」という事になる。

 

しかし、設計家としてお客様からお金をもらい、お客様の立場に立って各業者とプロの立場で交渉すれば、何が良くて何が悪いかをきちんとお客様に説明出来るし、お客様にとっても経費が透明で、結果的に安くて済む。

 

最近の日本では、住宅を作る時に建築家に依頼するケースがあるらしい。但し、その費用は300万円くらいかかる。

 

費用だけを見ると300万円は高いが、住宅の価格が1億であれば、3%の保険料を払うだけできちんと仕事が出来るし、結果的に大工の棟梁に不明朗な請求をされなくても済むのだから、結果的に安いものだという考え方が、やっと定着しているようだ。

 

長くなったが、要するに僕の仕事は、設計図を作る事だ。そして、そのお客様の背景に合わせて、各種必要な手配事項を書き出して、それぞれに適正な費用を算出し、合計金額を説明する。そして当社の手数料がいくらかかっているか、その費用に何が含まれるかを提出する。これで見積もり終了。

 

お客様がOKとなれば、その時点で必要なサプライヤーの選択を行う。このサプライヤーの一つが、ビザコンサルタントだ。彼らは僕の指示に従って、必要なビザの取得の為に書類作成を行う。永住ビザの場合だと大体5千ドル、起業家ビザの場合で1万ドル程度。

 

移住にかかる費用は、人によって全然違う。しかし、例えば生涯賃金と言う考え方で見れば、40歳で移住して残り30年の人生を生きるとすれば、年間生活費300万円としても9000万円である。

 

これに対してコンサルティングの費用が、ケースバイケースではあるが、大体50万円くらい。1%以下だ。これが高いかどうかは、何と比較するかだ。出前一丁が5千個以上買えるだろうから、ラーメンの値段よりは思いっきり高い。しかし、そのお金で何が買えるかを考えれば、答えは変わるだろう。

 

いずれにしても、移住コンサルタントとは、設計図を書く事が仕事だと理解してもらいたい。

 

人気ブログランキングへ

 

 



tom_eastwind at 00:31│Comments(0)TrackBack(0) 移住相談 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔