2006年06月18日
プロパンガス
日曜の夜、いつもの如く料理を作る。
野菜炒めを作って、さあ次は親子丼の上に乗せる、卵と鶏肉じゃ〜と思ってスイッチを入れる・・・。あれれ、火がつかない!
またもガス切れだ・・・〜。それも、寒い冬の中、夕食の料理の途中!
あのですね〜、NZでガスを使うなんてちょっと贅沢な道具と思ってる方、プロパンガスの取替えの手間がどれほど大変か、一度勉強して下さいって感じ。
9リットル入るタンクは、勿論9リットルのガス分とタンク自体の重さで、合計12kgくらいにはなりますよ。おまけにガス入れする時に油かけたりするんで、べたべたして汚いのだ。
このタンクを、温かいキッチンからヒンヤリしたガレージに出て、隅っこにあるタンク置き場から引きずり出して、本当にからっぽかどうか確認。
ほんとに、からっぽだ。とは言っても途中まで作った料理を止めてガスだけ買いに行く事も出来ない。
そんな時の必殺技で、速攻で鍋用の電気コンロを出して、そこにフライパンを乗せて、鶏肉とだしを入れてぐつぐつ、沸騰し始めたところで生卵半分。とは言っても6個分です。そう、うちで作る親子丼は、具の部分を4人分まとめて作り、皆が食べたい分だけスプーンで掬うと言う、まるで茶碗蒸みたいな親子皿なのです。
何とか食事も無事に終わり、お皿を洗ってさあガスを買いにいこうと思ったら、もう夜の10時。車で10分程度のガスステーションまでひとっ走りです。
でも、このタンク交換がめんどくさい。外しにくいシリンダーを、ごりごり捻じってようやく外すと、今度は車が汚れないように助手席の後ろのシートの床に新聞紙を敷いて、その上に片手でどんと置く。
中でタンクが転がらないように助手席の背もたれを倒して、押さえつける。これでやっと出発出来る。
ところが到着したガスステーションでは、「今日はもう作業終了で〜す、また来てね!」だって。お店の人に聞くと、ガスを入れる人は昼間が殆どなので、夜はスタッフを配置してないとの事。
何ヶ月も住んでて、今初めて知ったかという感じだが、ガスの入れ替えは一ヶ月に一回のみだし、それも昼間。まさか夜はやってないなど、何も知りやの鬼子母神って感じ。
結局その晩はガスなしで、翌朝はまた電気コンロで、昨日作ったご飯の残りをお粥にして朝食なり。
朝食後、子供を学校に送り、その足でガスステーションに飛んでいき「おっちゃん、ガスある〜?」って聴くと、愛想の良さそうな、冗談好きなおじさんが「おお、いつでもあるよ、ガス車がキタラネ!」って、今は売り切れって事じゃん!
まったくも〜、それからノースショアのガソリンスタンドを回り、やっとガスを売ってる店を見つけたのが10時前。
日本では考えられない状況ですわ。スイッチ一つで都市ガスがやって来る日本って、やっぱりすごいよね。インフラの安定度も、生活の大事な要素だなって思った今日でした。
7月23日に東京国際フォーラムで移住説明会を開催します。都市ガスが殆どないオークランドですが、興味のある方は、是非どうぞ。

