2009年05月28日
大分、そしてインスタントラーメン
インスタントラーメン
夕暮れの街に飯を食いに出る。今日の目的地はジャングル公園横の屋台街だ。ここは昨日飲みに行った先で教えてもらった店があり、そこに行こうと計画。
けどその店は閉まっており、仕方ないので向かいの店に入る。けど、どこもまるでコピーのように同じなのは気のせいか?
店に入ると、お、いきなりマルタイ棒ラーメンがある。黄色いパッケージのオリジナル味の奴だ。それが屋台の惣菜料理の並んでる台の上に乗っかってる。
最近東京の秋葉原でインスタントラーメンを作る店が出来たと聞いたが、まさかこんな昭和の時代からやってる屋台街のお店のどう見ても60歳を思いっきり飛び越しているおばあちゃんがそんな斬新なことしているわけないよな。
思わず「これ、料理するんですか?」と聞いたら、からっとした顔で「するよ。食べるんかえ?」と聞かれた。なるほど。こっちがインスタントラーメンをメニューとして出すお店の元祖でしたか。失礼しました。
けどま、いやいや、今日はまずおでんとか巻貝とかで結構ですわ、ラーメンはシメなので。
それにしても時間の止まったような空間である。大分都町のジャングル公園の横の屋台街。全部で10軒くらい並んでいるのだけど、まさに穴場と言うかなんと言うか。
日本語が出来なくても飯食えるんじゃないかってくらい優しいおばあちゃんと一時の時間を二人っきりで共有しながら、大なべに入ったおでんと巻貝を食べる。
この貝はちっちゃいので穿り出す必要があるんだけど、このお店ではぐわっと素手で掴んだ貝をそのままお皿に入れて安全ピンを一本くれる。これでほじくりだせって事だ。安全ピンとは言っても端っこは尖ってますよね?
いいっすね〜、衛生基準とか安全とかを昭和中期で設定しているんだな〜、楽しい。
軽く飯食って体調を整えて都町に出て行く。今日は飛び込みだ。ぼくの飛び込みってのは、ビルの4階に入ってるお店のドアをいきなりがらっと開ける系なので、普通の人からすればあり得ないし、ある種の人々からすれば「何と無礼!」と言うことになる。
このあたりの間合いが難しいのだけど、そこを何とかうまく説明しながら「俺も人間、仲良くしようよ」とやると、10分もするとすぐに仲良くしてくれる。これが田舎の良いところかな。東京だとどこまでいってもこうはいかないもんな。田舎万歳である。
今晩の飛び込みは路面店であり、バーとスナックが混在するようなお店であったが、そこでもやっぱり普通にびっくりされた。
「あんた、何しよんのかえ_?」と言われても、え〜っと、酒のみに来ただけですとしかいいようがない。
結局10分ほど説明して分かってくれた後は歓待してくれるのだけど、何となく「Dance with the Wolves」状態である。
この感覚、分かるかな〜。
地域に区切って言えばデラシネ、けど地球レベルで見れば地球人なのである。
ふ〜。火星から地球を見ている気分だ。
こんな事書くと「どうして田舎をバカにするんです〜か__!!」みたいな書き込みを頂くかもしれない。
けど、あのね、田舎を馬鹿にもしてないし、ムシロとても良いところだとおもってる。ただっ自分が住めないと思ってるだけだ。
田舎出身の僕がこんな事を言うのも変な話だけど、田舎出身だからこそ言えることではないかと思う。
あのさ、皆さん、変化しようよ。

