2010年08月24日
愛は美しき誤解である
「愛は美しき誤解である。結婚は悲惨な理解である」
現実生活をよく言い表した表現だと思う。
NZdaisukiにはほぼ定期的に誰かが離婚問題を書き込んでいる。
http://www.nzdaisuki.com/bbs/
このような書き込みの場合、殆どはキーウィ男性と日本人女性だ。そして殆どの場合は
1・旦那が仕事をしない。
2・旦那の生活態度がデタラメ。
3・旦那が子供の面倒を見ない。
などなど。
小説で言えば「起承転結」の起の部分では、旦那に対する様々な愚痴が書き込まれて、承の部分では“だから旦那と別れようと思う”とか“別居して日本に帰りたい”が来る。
転の部分では“けれど実際に別れるとなったら親権の問題はどうなるのか?”とか“実際に離婚をするにはどのような手続きが必要か”などの質問編が来る。
そして最後には結の部分で“皆さんアドバイス有難う御座います、ゆっくり考えてみます”となる。
元々国際結婚は離婚率が高い。ぼくの記憶では10年以内に離婚するのが80%くらいだったと覚えている。どこの資料だかは忘れたが、このような書き込みや周囲の人の話を聞くと、確かに統計的にも合ってるなという感じだ。
国際結婚の離婚率が高い理由はいくつかある。
1・お互いに相手の言葉が話せない。
(それでケッコンするんか!と言う突っ込みは無しね)
2・お互いに相手の文化を理解しようとしない。
(どちらの国に住むにせよ、だ)
3・お互いに自分の問題の原因が相手だと思ってる。
まあこの程度は国内ケッコン?でも同じだ。同じ日本人同士なのに価値観が全然違ってて会話不能な夫婦はよく見かけるし、都会の奥さんと田舎の旦那の文化の違い、なんてのもある。生活費が不足しているのは相手が悪いのだとお互いを日本語で罵る家庭もある。
国内結婚の場合はお互いの家族や親類の面子とかがあるから、本人同士が冷え切ってても周囲が離婚を許さないなんて部族問題がある。
特に田舎では、都会に出た娘が離婚したなんて言ったら、恥ずかしくて実家の敷居をまたがせない、なんてのもある。
それに日本で生活していれば不満を爆発させる場所はいくらでもある。男であれば仕事仲間に「何でおれはこんなに家庭の為に夜遅くまで頑張ってるのに妻は分かってくれないんだ」と、一般的日本人男性であれば100人のうち90人以上が一度は使うセリフをこぼしたり、飲みに行って寂しそうにしてれば話しかけてくれる女の子はいくらでもいる。
女であれば実家の母親に電話したり学生時代の友達と食事に行ったり、それなりに対応も可能だ。子供がいれば子供の友達の親と「うちの“やどろく”(やどかりみたいなろくでなし」がさ〜」とか一般的日本人女性なら99%腹の中では考えている事を89%くらいの人が実際に口に出しながらママ友同士で息抜きしている。
要するに日本であれば逃げる場所がいくらでもあるからどうにかなる。けれど海外では逃げる場所もない。とくにニュージーランドのような田舎であれば、自分の住む町に日本人は私一人だけみたいな環境もある。だから思いっきりストレスがたまるのだ。
大草原の小さな家が素敵なのはテレビの画面の中だけだ。実際に朝起きて家の回りは牛や羊のくそに囲まれてみろって感じだろう。
ご主人の友達のBBQに呼ばれても英会話が出来ないしNZの知識もないからついていけないし日本の文化を知らないから自分から話す内容さえない。ないない尽くしのBBQパーティが面白いわけもなく、ますます面白くない。
けどそんな奥さんの気持ちを旦那は分かろうとしないどころか、「この街はぼくの故郷だ、何故君はこの街に馴染めないんだ、ぼくを嫌いなのか?ぼくとこの故郷を何故分かろうとしないんだ!」と怒り出す。
そんな環境で日本の親に電話すれば「帰ってきなさい」である。親からすれば元々国際結婚なんて出来る柄じゃないのに一時の勘違いに走ってしまった娘だから当然「いいさ、もう一度日本でやり直そうよ、お父さんもお母さんも一緒だからね」と優しくされる。
つまり日本人女性とキーウィ男性の国際結婚は社会や両親からすれば「あまり望まれない結婚」であり別れやすい、離婚を疎外する要素がないって言う状況なのだ。
だから国内ケッコンよりも自然と離婚率が高くなるわけで、ところが結婚しようとする本人は自分だけは統計の罠から逃れる事が出来る、上位20%に入れると思っている。
そりゃ確かに上位20%に入れる人はいる。
例えば旦那が日本で頑張って仕事をしててある程度は日本語が話せて日本の習慣を理解しており日本で知り合い、妻となる人も英語がある程度話せて、てかガイジンとの意思疎通能力があり旦那の生まれ育った町に感謝出来て、お互いに働く事が苦にならずに二人で目標を持って前進していこう、恋人同士や夫婦というよりはまるで戦友みたいな感覚で一緒に生活出来る、そういう感じの夫婦である。
実際に僕の知り合いでも国際結婚で今も幸せに過ごしている夫婦はたくさんいる。何よりも良いのは、そのようなご夫婦は周囲の日本人とキーウィの橋渡しになっているって事だ。
中には離婚はしてないものの奥さんが性格化け物、つまりキーウィのルーズさと日本人の悪いところ、つまり無責任さだけを身に付けて、何かあればアジア人を見下してみたいになり周囲の人間から全く相手にされなくなっている夫婦もある。ありゃひどい。
いずれにしても国際結婚、決して簡単ではない。恋人でいる間は楽しいのだから、そのまま素晴らしい思い出にして日本に帰るって選択肢もあるだろう。
キーウィは一般的に我慢強くはない。結婚に不満があればすぐに離婚する。法律だって日本のような有責主義ではなく破綻主義だから簡単に別れられる。
だから彼をNZに残して帰国し、その後に相手が日本まで追いかけてきて、よし、君のために日本で生活をしてやろうじゃないか、君の生まれた街で君の話す言葉を勉強するよ、仕事も一生懸命働くよ、そんな持続する精神的強さを持ったキーウィであるば、その時にゆっくりと結婚を考えても良いのではないだろうか。
現実生活をよく言い表した表現だと思う。
NZdaisukiにはほぼ定期的に誰かが離婚問題を書き込んでいる。
http://www.nzdaisuki.com/bbs/
このような書き込みの場合、殆どはキーウィ男性と日本人女性だ。そして殆どの場合は
1・旦那が仕事をしない。
2・旦那の生活態度がデタラメ。
3・旦那が子供の面倒を見ない。
などなど。
小説で言えば「起承転結」の起の部分では、旦那に対する様々な愚痴が書き込まれて、承の部分では“だから旦那と別れようと思う”とか“別居して日本に帰りたい”が来る。
転の部分では“けれど実際に別れるとなったら親権の問題はどうなるのか?”とか“実際に離婚をするにはどのような手続きが必要か”などの質問編が来る。
そして最後には結の部分で“皆さんアドバイス有難う御座います、ゆっくり考えてみます”となる。
元々国際結婚は離婚率が高い。ぼくの記憶では10年以内に離婚するのが80%くらいだったと覚えている。どこの資料だかは忘れたが、このような書き込みや周囲の人の話を聞くと、確かに統計的にも合ってるなという感じだ。
国際結婚の離婚率が高い理由はいくつかある。
1・お互いに相手の言葉が話せない。
(それでケッコンするんか!と言う突っ込みは無しね)
2・お互いに相手の文化を理解しようとしない。
(どちらの国に住むにせよ、だ)
3・お互いに自分の問題の原因が相手だと思ってる。
まあこの程度は国内ケッコン?でも同じだ。同じ日本人同士なのに価値観が全然違ってて会話不能な夫婦はよく見かけるし、都会の奥さんと田舎の旦那の文化の違い、なんてのもある。生活費が不足しているのは相手が悪いのだとお互いを日本語で罵る家庭もある。
国内結婚の場合はお互いの家族や親類の面子とかがあるから、本人同士が冷え切ってても周囲が離婚を許さないなんて部族問題がある。
特に田舎では、都会に出た娘が離婚したなんて言ったら、恥ずかしくて実家の敷居をまたがせない、なんてのもある。
それに日本で生活していれば不満を爆発させる場所はいくらでもある。男であれば仕事仲間に「何でおれはこんなに家庭の為に夜遅くまで頑張ってるのに妻は分かってくれないんだ」と、一般的日本人男性であれば100人のうち90人以上が一度は使うセリフをこぼしたり、飲みに行って寂しそうにしてれば話しかけてくれる女の子はいくらでもいる。
女であれば実家の母親に電話したり学生時代の友達と食事に行ったり、それなりに対応も可能だ。子供がいれば子供の友達の親と「うちの“やどろく”(やどかりみたいなろくでなし」がさ〜」とか一般的日本人女性なら99%腹の中では考えている事を89%くらいの人が実際に口に出しながらママ友同士で息抜きしている。
要するに日本であれば逃げる場所がいくらでもあるからどうにかなる。けれど海外では逃げる場所もない。とくにニュージーランドのような田舎であれば、自分の住む町に日本人は私一人だけみたいな環境もある。だから思いっきりストレスがたまるのだ。
大草原の小さな家が素敵なのはテレビの画面の中だけだ。実際に朝起きて家の回りは牛や羊のくそに囲まれてみろって感じだろう。
ご主人の友達のBBQに呼ばれても英会話が出来ないしNZの知識もないからついていけないし日本の文化を知らないから自分から話す内容さえない。ないない尽くしのBBQパーティが面白いわけもなく、ますます面白くない。
けどそんな奥さんの気持ちを旦那は分かろうとしないどころか、「この街はぼくの故郷だ、何故君はこの街に馴染めないんだ、ぼくを嫌いなのか?ぼくとこの故郷を何故分かろうとしないんだ!」と怒り出す。
そんな環境で日本の親に電話すれば「帰ってきなさい」である。親からすれば元々国際結婚なんて出来る柄じゃないのに一時の勘違いに走ってしまった娘だから当然「いいさ、もう一度日本でやり直そうよ、お父さんもお母さんも一緒だからね」と優しくされる。
つまり日本人女性とキーウィ男性の国際結婚は社会や両親からすれば「あまり望まれない結婚」であり別れやすい、離婚を疎外する要素がないって言う状況なのだ。
だから国内ケッコンよりも自然と離婚率が高くなるわけで、ところが結婚しようとする本人は自分だけは統計の罠から逃れる事が出来る、上位20%に入れると思っている。
そりゃ確かに上位20%に入れる人はいる。
例えば旦那が日本で頑張って仕事をしててある程度は日本語が話せて日本の習慣を理解しており日本で知り合い、妻となる人も英語がある程度話せて、てかガイジンとの意思疎通能力があり旦那の生まれ育った町に感謝出来て、お互いに働く事が苦にならずに二人で目標を持って前進していこう、恋人同士や夫婦というよりはまるで戦友みたいな感覚で一緒に生活出来る、そういう感じの夫婦である。
実際に僕の知り合いでも国際結婚で今も幸せに過ごしている夫婦はたくさんいる。何よりも良いのは、そのようなご夫婦は周囲の日本人とキーウィの橋渡しになっているって事だ。
中には離婚はしてないものの奥さんが性格化け物、つまりキーウィのルーズさと日本人の悪いところ、つまり無責任さだけを身に付けて、何かあればアジア人を見下してみたいになり周囲の人間から全く相手にされなくなっている夫婦もある。ありゃひどい。
いずれにしても国際結婚、決して簡単ではない。恋人でいる間は楽しいのだから、そのまま素晴らしい思い出にして日本に帰るって選択肢もあるだろう。
キーウィは一般的に我慢強くはない。結婚に不満があればすぐに離婚する。法律だって日本のような有責主義ではなく破綻主義だから簡単に別れられる。
だから彼をNZに残して帰国し、その後に相手が日本まで追いかけてきて、よし、君のために日本で生活をしてやろうじゃないか、君の生まれた街で君の話す言葉を勉強するよ、仕事も一生懸命働くよ、そんな持続する精神的強さを持ったキーウィであるば、その時にゆっくりと結婚を考えても良いのではないだろうか。

