2011年03月11日

大地震

3月10日の木曜日に東京を出発して名古屋へ移動、福井からのお客様と名古屋駅のホテルでミーティングを行う。彼の話はまさに今後の日本のエネルギー行政を示すような話である。

 

3月11日の金曜日は長くお付き合い頂いている名古屋のお客様とひつまぶしの昼食を頂きながらよもやま話をする。ただこのよもやま話は「あらま〜、素敵なお洋服、どちらで買われたんですか〜?」ではない。

 

今の日本はどうあるべきか、そのために名古屋市議会選挙をどう位置付けるか、日本を復活させるとしても当面の障害物である官僚機構をどのように解体すれば良いか、いつ頃を目標に日本を成長路線に乗せて、そのために逆算して今何をすべきか、日本の強みは何か、などなど、まるで維新前夜の京都の料亭で話すような内容だ(笑)。

 

それでも誰もが危機意識を持っている。問題はどっちに進めば良いか分からない、って点だが、このお客様はその点も明確であり「当面は海外でしょうな」。

その後名古屋駅まで送っていただき、時刻表を見たら14:53ののぞみがある。

そのまますぐに予約をしてプラットフォームで待ってると、昼食にビールを飲んだのでもないのになぜか足元がぐらぐら。

なんじゃこりゃ?横にふーらふーらと揺れるのですが、だれもあんまり気にしていない。そうこうするうちにアナウンス。

「東北大地震!」

のぼりの新幹線は全部停止、博多行きの新幹線も私が乗ったのぞみが、最後にまともに走った電車で、それ以降は大幅間引き。

今は福岡で地震中継を見てますが、一番気になるのは福島原発で冷却水が注入できないという話。問題の大きさにこれ以上書きようがない。つい昨日原発の話をしたとこでこうなるか。

それにしても当初の予定では今日は東京にいたはずで、途中から急ぎのアポが入り急きょ日程変更したのですが、そうでなければ今日は東京にいたわけで、う〜ん・・・。



tom_eastwind at 01:14│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 | 日本ニュース

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