2011年03月24日
病院に行かないキャンペーン
「難航必至の復興財源確保=所得増税案も浮上−政府・与党」
政府がまたこんなわけの分からん理由で増税しようとしているが、そんなもん増税する必要なんかない。既存の年間予算80兆円の中で賄える。
震災復興として10兆円程度と言う数字が出てきている。80兆円あるのだ、そこから絞って10兆円出せばよい。
けど、どうやって?ここで発想の転換をすればよいだけだ。
今国民は東北の人々の為に何かしたいとか国民が一致団結して頑張ろうというこぶしを振り上げているが、多くの人はその足で「あ、今日は病院の予約が入ってるから行かなきゃ、薬もたくさんもらわなきゃ」と、いそいそと病院に行く。
例えば薬代と診察代が合わせて自己負担が1500円としよう。けどこの時国や健康保険組合はいくら負担しているのだ?いろんなケースがあるので一概に言えないだろうが、自己負担3割とすれば3500円は国や健康保険組合から払われている。
これは当社でも看護婦さんが働いているのでよく聞くが、病院に来る人の3割は不要不急、もっと言えば来なくても何も問題ないケースである。それなのに保険があるからと「安心を買いに来る」のだ。
「すみません、ちょっと風邪気味なので医者に行って薬貰ってきます」、これを止めれば良いのだ。風邪をひいたら自宅で暖かいレモン茶でも飲んで寝てろ。それで5000円が払われずに済む。
自分の不安を解消したい、安心になりたいだけに医者と薬と自分の時間と政府の金を使う無駄を止めれば良い。
医療費ってのは困ったことに、どこでいくら払われているか正確な数字が公表されていない。しかし見る限り医者と薬で10兆円くらいではないかと推測出来る。
10兆円のうち3兆3千億円が無駄に支払われている。ちょっとした怪我や病気は自分で治す。東北で人が死んでる時に風邪や切り傷でどうこう言う必要はない。そして自分で払うつもりだった3割、4千億円は寄付に回す。これで3兆7千億円が捻出出来た。
そして次にやるのは民主党の公約である公務員の給与の即時一律2割削減だ。国家の非常時なのだ、日頃国民に食わせてもらっているのだ、一年くらい我慢して当然だろうが。
公務員の総数は約400万人。一人当たり年間給与がボーナス込みで600万円として24兆円だ。これを2割削減すれば4兆8千億円。
この二つだけで8兆5千億円の節約ができる。残りの1兆5千億円だってこんな感じでゼロベースから見直して政府と国民全体が東北復興の為に協力すればよいのだ。実は具体的に削減できる部分があるのだけど、あんまり過激だから書かない(笑)。
ただ、これを機会に国民には、増税の時はワーワー文句言うけど自分が税金遣う側になったら無駄使いってのをやめるべきだ。
自分たちが病院で使っているお金は、実は自分たちの税金なのだという事を意識しよう。
大震災以来国民は一致団結とか寄付とかどうこう言ってるが、もう一歩踏み込んでみんなの税金を無駄に使わずに東北復興に回そうよと考えてみればどうだろう。