2011年08月26日

理論で考えるくせを身に付けるってこと

◆「ヘキサゴン」当面休止

  上地をはじめ、“おバカタレント”を多数、輩出した「クイズ!ヘキサゴン2」(水曜・後7時)について、フジテレビは25日、24日の放送に引き続き、31日も「世界おもしろ珍メダル!バカデミービデオ大賞」に差し替えると発表した。「当面の間休止いたします」と同局はコメントしている。

★記事抜粋終了

 

どう番組を差し替えるかはテレビ局の判断だが、バカな番組をもっとばかっぽい番組にして何の意味があるのか?国民総白痴化を狙っているなら大した腹の括りようだし何も考えずにやったならテレビ局自身がすでに自己白痴化に大成功したようなものだ。

 

昨日の夜遅くに香港に到着、気温は30度で冷房もよく効いてて過ごしやすい。てかホテルの部屋の冷房、17度に設定されてた。

 

機内では「戦争広告代理店」を読了。こういう代理店が良いか悪いかなんて考えるのはあまり意味がない。日本人は何かというと良い悪いで感情論で判断することが多いから外国人から見たら「意味不明、理路不整全」となる。

人間が自己追及をする過程で他人と関わりを持つ場合は自分の意思を伝える必要があるし相手がいう事を聞かねば話し合いが必要だしその最終的な行為が戦争である限りクラウゼウィッツの言ってることは正しいわけで、良いか悪いかの二元論で決めることは出来ない。

 

そうなれば自分たちのやってる事を社会に伝えるためにPRと言うビジネスが出てきても当然である。広告代理店にとっては依頼主がコカコーラであろうがボスニア共和国であろうがやることは同じだ。

 

ほんっと、このあたりの理論武装は白人特有と言うかきちんと理論家されているし日本人も学ぶべき点が多いと思う。長い事白人と付き合っていると彼らの良い点も悪い点もよく見えてくるが、少なくとも目的と手段を入れ替えるような「日本的」な発想がないのは良い。

 

日本の大手企業が米国でビジネス展開して毎年2%程度の営業利益を出した。するとある米国人が「そんな大金かけて工場作ってたった2%?銀行に貯金しておいた方がよほど利回りいいよね」と笑った。

 

確かにビジネスと言う観点から見れば利益を出すのが当然でありあえて外国で工場作ってややこしい雇用規制を守って従業員を採用するよりも初期の投資額を銀行に入れておくって発想は、これはこれで「あり」だ。

 

社会全体を見た中で企業がどうあるべきかと言う点を別にすれば白人の発想は面白いし学ぶべき点がある。ただ社会全体を見た中で企業がどうあるべきかを考えてみれば白人的発想は実に間違いの多い事がよく分かる。

 

しかしそんな事を言ってみても芸能人が辞めるとか下らんネタが新聞記事になるような国で企業が何故存在するかの議論もまともに出来ない経営者ばかりで高給を取るテレビ局がばかっぽい番組を垂れ流しているような社会から何を言ってもどうしようもないな。個人レベルでどう言おうとも白人から見れば「お前さ、12歳の子供だろ、あふぉ」と括られてはどうしようもない。

 

それでもまあ個人レベルでは何とかきっちりと戦争広告代理店の存在を理解して自分だけは目的と手段をはき違える日本的バカにならないように毎日頭を磨いていくしかないな。



tom_eastwind at 21:25│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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