2011年12月15日
慰安婦問題2
【ソウル澤田克己】韓国外交通商省の趙炳※(チョ・ビョンジェ、※は王へんに弟)報道官は15日の定例会見で、17日から訪日する李明博(イ・ミョンバク)大統領が野田佳彦首相との首脳会談で、従軍慰安婦問題を取り上げるという見通しを明らかにした。
趙報道官は、元慰安婦への賠償問題に関する2国間協議の開催を韓国が日本に求めてから15日で3カ月になるが、日本から公式な返答がないと指摘。「(首脳会談で)この問題に対する適切な水準での協議があるだろう」と述べた。
韓国では14日、ソウルの日本大使館前に支援団体が元慰安婦をモチーフにした少女像を設置した。日本は韓国政府に撤去するよう求めているが、趙報道官は「日本政府は撤去だけを要求するのではなく、被害者たちの望む名誉回復をしてあげる方法は本当にないのか真剣に省察してほしい」と語った。
一方、首脳会談準備などのため訪韓した外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長は15日、ソウルの日本大使館での記者会見で、元慰安婦への賠償問題は1965年の日韓国交正常化に伴う請求権協定で解決済みだという日本政府の立場について、「国際社会でも十分に理解を得られる」という考えを示した。
毎日新聞 2011年12月15日 19時31分(最終更新 12月15日 21時23分)
「日本政府は撤去だけを要求するのではなく、被害者たちの望む名誉回復をしてあげる方法は本当にないのか真剣に省察してほしい」
これが韓国政府の限界であれば池田氏の言うように韓国全体が今だ発展途上国だと言われても仕方ないだろう。個人的に素晴らしい人がいても政府はその国の一般的国民の程度をそのまま反映するわけで(その意味では日本もまさに同じ)やってもいない事を謝れとか言われてもどうしようもない。
2000年にわたる長い付き合いがあり肌の色も宗教観も大きくは変わらない隣国の友人と仲良くするのは当然だが、やってない事を謝れと言われてはいそうですかとは絶対に言えない。
南京虐殺事件と言うねつ造事件も同じ構造であり、要するに「たかれる」と思ったら事実がどうであれ何でもたかろうとするのは隣人と言えども認めることは出来ない。間違いはきちんと指摘すべきだ。
日本人の悪い癖は「同じて和せず」だから、何か言われたらとりあえずごめんと言っておこう、けど悪いとは思ってないからその後の賠償はしないよって発想だ。でもってこれは一般的に世界では通用しない。ごめんと言えば間違いを認めた事になりそれはそのまま賠償に繋がるのだ。
言わなくても分かるのは日本人同士だけの話であり隣国人と話をする時には相手と同じ理論で話をしなければ間違ったメッセージを伝えることになる。「言わなくても分かる」は何となく日本人の美徳と言う感じがするかもしれないが、では言葉を変えて「相手に間違ったメッセージを送る」では日本人はどう思うだろう?間違ったメッセージ?そりゃ駄目でしょ、そう思うのではないか?
間違ったメッセージとは無言でも同じ意味を持つ事がある。だから面倒くさくてもきちんといちいち訂正しておく必要がある。慰安婦問題などは朝日新聞やたかり連中が火のない場所で勝手に煙を焚いておいて「火のない所に煙は立たぬ」などいかにも分かったような理屈を持ってきて「何か悪い事をしたんだろう」と迫ってくるような連中のやってる「たかり」にしか過ぎない。一回カネを渡したら今度は「おかわり」を求めてくる。
このようなたかりを潰すのはまさに何の生産性も感じない無駄な作業であるが、それでもやっておかないと後で更に面倒になる。ごきぶりを駆除するのと同じだが、やらないと更に汚染が広がるのだから仕方ない。
本来ならこのような生産性のない作業ではなくもっと知的で生産性のある分野で競争をすべきなのだが隣国政府がこのような「反論」を持ってくること自体が発展途上国であることを如実に示しているわけで、本来なら韓国内でしっかりと議論をしてもらいたいものだがそれが出来ないなら仕方ない、日本からしっかりと反論をするしかないだろう。
慰安婦問題については両国の識者が歴史的認識を一致させた上で問題点を整理してもらえば、誰が日本軍に売春婦を送り込んでいたか、それは実はほとんど韓国人自身であり韓国人が自国の女性を売買していた女衒であったという歴史的事実を発見する事であろう。
実に無駄で生産性のない作業であるが、それを韓国が要求するなら徹底的に調査すれば良い。そうする事で一番恥をかくのは韓国人自身である。韓国人の友達には申し訳ないが、やってない事を謝るほどぼくはお人好しにはなれない。和して同ぜずの精神でいたい。