2012年06月19日

ウィンストン・ピータース

最近お電話での問い合わせが増えている。日本から03でかかるので気軽に感じるのだろう。ただお電話での問い合わせは説明する内容が多岐にわたるため一件あたり30分くらいかかる。

 

このサービスは最近日本の企業が在海外企業向けに導入されたもので、メールを得意としない人からすると使いやすいし僕ら海外企業からしても便利なのだが、一本が話し中の際の転送とかがまだきちんと出来てない、てか、ぼくらがあまり理解出来てない(御免なさい、苦笑)。

 

なのでもし日本からお電話を頂いて「何だ、話し中か」という事もあるかもしれないのでご迷惑をおかけしますが、近日中にラインを整理しますので暫時お時間を下さい。

 

さて今日の話題はニュージーランド現地ニュース。

 

「ニュージーランドに何の貢献もしていない中国人に何故ニュージーランドが老齢年金を払う必要があるか!」

昨日のニュースでNZファースト党首のウィンストン・ピータースが演説先で主張していた

 

まさにそのとおり。ぼくのブログに刺激的な意見を寄せてくれる方がいるが、彼が聞けば泣いて喜びそうな内容である。中国人は世界レベルでトラブルを生んでいる。金になるなら何でもする、まさにこのイメージが中国人だろう。

 

ぼくが親中親韓と思ってる人からすれば「何でこいつがこんな事書くのか?」と思うかもしれないが、僕は親中でも親韓でもない、ただ国籍で人を差別するなと考えているだけだ。

 

国籍は個人の責任ではない、たまたまその国に生まれただけだ。だから中国人=悪人という方程式はぼくの頭の中にはない。ただ、肌の色や宗教観が近い東アジアの人々が一つになれば21世紀の荒波を生き残れる、そう考えているだけだ。

 

けれどニュージーランドに貢献していない中国人に年金支給はおかしいって、これはまさに正論だ。ぼくは日中韓を一つとして見ているので中国の悪い部分はしっかり批判する。ただ、日本在住の人間で中国を嫌いだから中国が何をやっても批判するって事とは一線を引きたいと思ってる。

 

中国人だからなんでもダメだなんて話だと自民党が民主党のやることを何でも反対するようなものだ。是々非々で議論すべきだと思う。実際にうちの奥様は香港人だが、中国人と呼ばれることにすごい抵抗を感じて常に「わたしは香港人です」と言い返してる。可愛らしいペコちゃん人形のような彼女だけどプライドは間違いなく香港人だ。このあたり、ずっと日本で生きてきて日本人の奥さんを貰った旦那さんには理解しづらいかもしれない。むしろ日本人の旦那さんをもらった日本人の奥さんの方が理解力あるかも。

 

しかしまあ年金問題の不正取得をウィンストン・ピータースに言われたくないなって感じ(笑)。地元でビジネスをしている人間であれば彼とその友達たちがなにしてるか、何度刑務所に入ってるかは業界では有名な話だ。僕も個人的に数人知っている、はは。ウィンストンの演説を聞いて、何だか連続強盗犯が連続詐欺師を訴えているようなものだ(笑)。

 

さてこの中国だが最近また中国系企業がニュージーランドの農場を買う件で盛り上がっている。一度はダメ出し食らったのだが巻き返しを図り何とか土地を買おうとしている。

 

この点ニュージーランドは日本と同じで外国人や外国企業が不動産を購入することが出来る。国益という観点から見れば外国人に土地を売るのはいかがなものかとなるが現時点ではニュージーランドはもっと外国からの投資を受け入れたいので外国人優遇政策を取っている。

 

けれどこれもいずれ、ある程度土地が売れてしまえばもう国益優先という事で優遇策は減少するだろうし不動産開発をして永住権を取得しましょうって道も閉ざされるだろう。

 

それはいくらニュージーランドと言えど中国人を追い出すからには同じ外国人である日本人を優遇したままってことにはさすがに明白な人種差別だからやれない。

 

実務上は日本人はビザ面でも不動産投資でもかなり優遇されている。しかし中国人は常に動きが早い。穴があると見れば音を立てて大量の中国人がやってくる。びっくりしたニュージーランド政府はすぐにその穴を塞ぐ。

 

のんびりとした日本人が「あ〜そうですか、そんなルールがあるんですね、じゃあ2年後にやりましょう」なんて言ってもその時はもう遅い、道は塞がれている。

 

今日も朝から濃いミーティングを2件こなした。どちらも今すぐ動く移住案件である。中国のことわざに「幸運は後ろ頭ハゲである」みたいなのがある。目の前にやってきた幸運を今すぐ掴まねば、幸運が通りすぎようとしている時に手を伸ばしてもつかむべき髪の毛はない。

 

英語では “Now OR Never” とも言うが、日本では何につけてもスピードが遅い。ゆっくり考えてそれから〜となるが、国際標準速度は日本速度よりもおもいっきり早い。国際標準速度が時速120kmとすれば日本は50kmだろう。中国人は常に時速250kmでキチガイみたいに飛ばす。

 

だから日本人が思いついてそろそろやってみようかと思った時、市場は荒らされてそこにはすでに商品はない。

 

ウィンストン・ピーターズのお友達はぼくも個人的に何人か知っている、皇家飯(広東語です)食った連中を含めて(笑)。しかし彼らも1000年前の移民である。先に来たからって偉そうに威張るんじゃないよって気持ちは腹の中に収めながら、しかし中国の年金受給にはクレームする、毎日しっかり働いて納税する、そんな今日だった。



tom_eastwind at 21:03│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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