2012年09月02日
精神神経免疫学 「こころの免疫学」続きの感想
移民局相手に「切れやすくなっている」のは日頃の彼らの対応よりもぼくの食生活、さらに食生活が脳に与える影響の結果なのではないか(苦笑)?
相手に対して寛容になろうと思えば座禅を組んで一年修行をするよりも毎日自然で栄養のある食事を取っている方がよっぽど役に立ちますよって言われたようで、ちょっと続きを書きます。
日本でうつ病が増加したのはここ10年くらいであるが花粉症などは1960年代に初めて認知されている。日本人の食生活の西洋化が大きな転回点であるが同時に公害が環境に与えた影響も大きいだろうし1970年代の核実験の影響もあるだろう。そして1990年代後半からは失われた20年の強烈なストレスの中で耐え切れずに壊れていく精神。
昔なら日本人は食生活が魚と野菜が中心でしっかりしていたから現代病のようなものは発症しなかったしストレスについても三世代家族で孫の苦労を理解してあげるお爺ちゃんがいたから良かったが、食事の西洋化と核家族化により今ではそのようなセーフティネットもない。
肉体を病気にしないことが肉体免疫であるならば精神を病気にしないことは精神免疫だ。ところがその精神でさえも食事が70%の影響を与えているとなればこりゃ食い物の大事さ、それもたくさん食うってんじゃなくて自分の体に何が良いかを理解した食事が必要となる。
今の日本に出張する度にストレスを感じる一番の理由は「気が乱される」という点だ。とにかく周囲に流れる気が良くない。とてもギスギスとしていて、ニュースで若者がキレて事件を起こしたとかも自然と理解出来るのが恐いくらいだ。
ぼくは20歳くらいの頃から人の多い場所が苦手になる癖があり、それが映画館とかなら良いのだが目的も考えもばらばらな人が集まる福岡の天神地下街やデパートでは息苦しくなることがあった。
当時は単なる癖なのだろうと思ってたら最近の話ではどうも「広い意味でうつ病、精神疾患の一つ」との事。。。けどな〜、脳みそに雑音が入ると頭がずきずきするのは疾患と言うよりも気が弱いから???あはは、自分で笑ってしまった。
この地球に初めて生物が現れた時、彼らに脳みそはなかった。腸だけで生きていた。時代が進化するにつれ脊椎が出来て脳が発達してとありながらも結局人間は腸から進化してきた。その腸を大事にしてそこを中心にして食生活を改善することで精神的な免疫を得ることが出来て、、おお、何と良いことではないか。
ぼくは個人的には人間に宿る精神を重視する方であるが、それでも人間というこの人生を生きるための肉体を健康で長生きさせるためにも食事の大事さを考える良い機会になった。
ところで文中で「うつ病治療」についていくつかの症例が書かれていた。ふと思った。これってニュージーランドで二週間程度のヒーリングツアーを組めばいけるんっでないか?
世界でトップクラスの自然があり毎朝の景色に癒されて、食事はすべてオーガニックで日本人向けの栄養バランスを考えたメニューにしておいて、夜はマオリハーブティを飲みながらツアー友達と心置きなくお喋りをする。
天気の良い時にはスピリチュアルスポットを巡ってカウリの大木を見学に行っても良いだろう。マイナスイオンのシャワーを楽しみ、日本の事をすべて忘れて心を落ち着けていけばかなり治療効果があるのではないかと思った。
とりあえず思いつきではあるが、この本を読んで現実的にツアーの形が見えてきた。