2014年05月20日

団塊世代と中国人

去年呆れる程停滞していた起業家ビザが、まるで水門が開くように発給されるようになった。

 

逆に投資家部門の申請が去年末から急に時間がかかるようになった。

 

この原因はすべて中国人の申請にある。

 

事の起こりは2年前くらいに中国人が起業家ビザに目をつけて一気に申請を出して、それまでなら世界中からの申し込みが年間300件程度だったのが一気に中国人からの申請が1000件追加されたのだ。

 

この申請が去年一気に移民局に流れ込み移民局がパニックになった。この国では法律順守と国民優先の考え方があり理由なしに申請を却下することが出来ない。わけのわからんばかったれ申請でもきちんと審査をしなければいけないし却下の場合もきちんと理論的に説明しなければいけない。

 

そこで移民局は私立探偵を雇いビザ申請書類の不備を探して振り落としにかかったのが去年後半。これでそれまでなら3ヶ月程度で発給されてた起業家ビザが突然心肺停止を起こし約1年間脳死状態に陥ったのだ。

 

それが今年になり実際に起業家部門申請で中国人の申請のうち第一関門であるLTBVで約70%が振り落とされる結果となり、その後も延長申請、永住権申請で振り落とされるであろう、この部門での申請はほぼ100%不可能であるという状況がオークランド中国人社会に広がり、振り落とされた連中が今年になって一気に投資家部門に流れこんできた。

 

今度パニックになったのは投資家部門である。今までなら投資家部門で来れば3ヶ月程度の簡単な審査で通ってたのがここに山ほどの中国人の申請がやって来た。だもんで現在は投資家部門が思いっきり心肺停止している状態だ。

 

でもって普通であれば投資家ビザで移民局の審査に問題があった場合移民大臣に不服申立てが出来るし実際にこれをやればかなりの確率で再審査になるのだけど、今はそこの部門にあまりに多くの中国人からの再審査申請が殺到してこの窓口もパニック。この窓口は他の部門と違い審査事態を受け付けないという判断が可能なため最初から再審査そのものを受け付けなくなった。

 

要するにすべてが中国人問題なのである。こういう実態は現場に毎日いないと分からない事だけど、ほんとに中国人ってのは日本の団塊世代と同様で、良きにつけ悪しきにつけ何かと目立つし世の中に大きな影響を与えているのだ。

 

ただ去年からの流れで移民局は基本的に大陸中国人の申請は「落とす」方向である。投資家部門にしても大陸中国からの申請は投資資金をどうやって作ったのかって証明がほぼ不可能。

 

だって実態は田舎の共産党幹部が農民を追い出して農地を工業地帯にして外国企業に売り飛ばしてその金を仲間で山分けにしたって内容なんだから、そんな汚職にまみれた金が投資資金として認められるわけがない。てか、そんな事申請書に書けないし。

 

去年カナダが中国人移民の窓口を閉じた。ニュージーランドも方向性としては「これ以上中国人は不要」という姿勢を明確に打ち出したと言える。

 

しかし日本人の皆さんはご心配なく。去年後半から移民局は日本人とキーウィの相性の良さに気付き始め更にきれいに作り上げた個人資産があることも理解されるようになり日本人向け移住セミナーを開催するようになった。

 

うちも6月終わり頃には移民局や銀行、会計事務所、弁護士事務所と共同で投資家用NZ公式ウェブサイトを立ち上げて8月には東京のニュージーランド大使館で投資家向けセミナーも行う予定である。今年が日本向けの起爆年になればと思う。

 

それにしても日本の競争社会を作り消費動向に決定的な影響を与えビジネス社会に約40年影響を与え続けた団塊世代は、定年後も新たに様々な影響をこの世の中に与えている。まるで中国人と同じか(笑)。冗談ではあるが、それほど人口が多いってのは現実に大きな影響を与える。NZのようなちっちゃな国だから直接肌で感じた話でした。



tom_eastwind at 07:22│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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