2014年06月24日

今日から日本出張です。

さあ今日から出張だ。昨晩は冷蔵庫の整理もあるので料理は作らず富士の金太郎で鶏の唐揚げと天ぷら盛り合わせの持ち帰り料理を作ってもらいたっぷりの脂とお醤油を吸収しつつ自宅で仕事。脂と醤油はぼくの場合普段不足しているので今朝起きた時もお肌の具合が丁度良い(笑)。

 

てか出発前日の夜6時過ぎから8時までの2時間に送ったメールだけで20本、受けたメールは僕個人宛てでもほぼ同じ本数。それ以外にも各部門のメールを読むので段々いらいらしてくる(苦笑)。

 

キャセイ航空の一番良い点はメールが来ない事、機内で酒を飲ませてくれること、アジア(中韓日)の映画が充実してること、出発時間が午後でゆっくりしている事か(笑)。ニュージーランド航空は自分たちの道徳を押し付けてくるから嫌なんだよね。これだけ自由な国なのに一部の組織はあいも変わらず社会主義のままだ。

 

今回は香港でアポイントが入る予定なので一日時間を作っている。香港はまさにタックスヘイブンの世界であるが昔のような明るいタックスヘイブンではない、大陸中国の資金洗浄場と化しているから生臭い。

 

カジノ、不動産、ホテル買収、様々な形で人民元が香港ドルに変わりそれがBVIあたりに送られてUSドルに化けて共産党幹部の蓄財となる。

 

去年はそれがネット上でばらされて大変な騒ぎになった。日本人も個人名と住所がすべてネット上で晒されてグーグルで住所検索するとその人の職業まで判明した。国税局もあの時は新橋の居酒屋で派手に前祝いやったんだろうな(苦笑)。

 

明るいタックスヘイブンは今はシンガポールだ。あ、そうだ、「タックスヘイブン」の書評、まだ書いてないぞ。記憶のあるうちに書かなくては。

 

それにしてもタックスヘイブンはプレイヤーの少ない世界だから情報の動きが早い。特に最近はカンボジア、ミャンマーなど、まだ銀行システムが確立していない国で動きが目立つ。サッカー、トリッキーワードですぜ、ご注意を(笑)。

 

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ニフコ会長が10億円申告漏れ 東京国税局が指摘

2014/5/24 1:50

 自動車部品製造大手「ニフコ」と英字新聞「ジャパンタイムズ」(東京・港)の小笠原敏晶会長(83)が、東京国税局の税務調査を受け、2011年までの3年間の所得約10億円の申告漏れを指摘されていたことが、23日分かった。

 関係者によると、無申告加算税などを含めた追徴税額は1億数千万円。会長は既に申告と納税を済ませたとみられる。

 会長は08年ごろから国内外を頻繁に行き来して生活。その間、海外で保有する株式の配当所得などを申告していなかったという。

 日本の居住者は国内外で生じた全ての所得が課税対象になる。国税局は会長の海外での滞在日数などから、生活の本拠地を日本と認定したとみられる。

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この記事など、一体誰が絵を描いたのか、現場を知らないコンサルと会計士か(笑)?徹底的にやるって意味を知らないのだろうか。

 

PTの意味を理解せず居住者の判定を法令で解釈せず、何も考えずに提案したんだろうけど、提案した連中、今頃は会長が特別に作った自動車製造用歯車に挟まれて「ギアー!」って叫んでるのでは(笑)。

 

さてっと、気温13度の涼しい青空の広がるオークランドを出て、梅雨時の熱い北半球で10日程仕事して来ます。 



tom_eastwind at 08:58│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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