2014年07月13日

角を矯めて牛を殺す

日本の国税局が超富裕層の国際投資に関する専門チームを作ったとのこと。この人達、どこまで物事を分かってないのか?国民が納税したくなる国を作ってから徴税を考えるべきだろう。

 

その超富裕層は今まで散々税金を払ってる。所得税50%、相続税50%(どっちも古い話、これからは55%です)、つまり100万円稼ぐためにリスク取って突っ込んだカネと死ぬほど働いてそれでやっと成功して(この時点で成功確率は2割以下)100万円が手元に入ったと思ったら確定申告で50万円取られて、その金を子供に残そうと思ったら25万円取られて、子供に残せたお金は25万円。

 

おいおい、おりゃリスク取ったんだぜ、それで政府は一体どんなリスクを取って国家運営をしているのか?やりたい放題好き勝手な政治やって損したらすぐ国民に「財政状態が良くないので増税します」でしょ。何もリスク取ってないよね。何かあったら国民に責任取らせてるよね、政府のリスクないよね。結局最後に責任取るのは国民じゃん。

 

太平洋戦争の時と同じだよ、戦争決めたのは自分たち政府で戦地に行ったのは国民で、何だか亡霊が文句言うよ。お前らが勝手に決めて俺たちに責任取らせて戦地に送るって、俺たちはビルマやニューギニアで餓死したけどね、そりゃ違うんじゃねーか?

 

戦後の昔、国民からかっぱらった厚生年金だって勝手に箱物作ってお手盛りだし、消費税だってどこに持ってくんだかさっぱり分からないまま医療費は削減され老齢年金は削減され、おいおい、おれの払った税金どこにいったんだよって話だ。

 

75%持ってく理由を教えてくれよ。税金取るならその使い道をはっきりさせろよ。理屈が通れば払うよ、けど、何の説明もないっておかしくないか?

 

医療、社会保障、教育、治安、色々あるだろうけどさ、使い方を曖昧にしつつ税金取るときだけ厳しくなんて、そんな「取立明瞭配分不明瞭」なんて理屈がお天道様の下で通るもんじゃねーよ。

 

公務員とは名前の通り公務、おおやけの為に服務する連中であり、いいたかないけど人民のサービスマン、つまり毎週道路沿いにやって来て住宅のゴミを処理する人々である。

 

そのゴミ屋が何を偉そうに「金出せ!」だと!その為にチーム作るだと?そのスタッフの給料は税金だろうが!。

 

結局このあたりに日本政府の本質がある。

 

全ては一握りの支配層が考えて日本を創る。一握り、つまり東大法学部の連中以外は生殖器であり労働者を産み出しそいつが大きくなったらそこから税金など名目を作って金を搾り取り可処分所得ギリギリで生活させて結婚させてまた生殖器にさせて労働者の卵を産む。

 

いつもお手盛りで自分の好きなことばかりやって最後は天下り、それでいて民間でリスクを取ってる経営者相手に好き勝手に税金かけてる。

 

そりゃーないでしょ、もう少し国民の事考えてきちんとした政治しなきゃ、そのうち真面目な日本人は皆外国に移住して外国で日本人らしくまじめに働いて納税して楽しい未来のある生活送るよ。

 

日本に残るのはBC級市民、何も創造出来ず生産性は低く失業者は増えて生活保護受給者が増えてそのうち政府の財産たって使いきっちまうよ、それでいいのかって事だ。



tom_eastwind at 13:59│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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