2014年08月13日

移民局と選挙事情

今まで死んだふりをしてた移民局であるが、やっとここで少し、ほんのちょびっとだけ動きが出てきた。先週まではとにかく審査さえせずに「来た書類はとにかく却下しておけ、欲しければまた後で申請するだろうからその時に考えよう」みたいな雰囲気だったのが、やっと「あの書類持ってこい」って言うようになった。審査が少しづつ水面下で再開である。9月総選挙後のビザ発給を見据えての作業再開だろう。

 

それにしてもほんとにもー、針の筵はいい加減にしてくれって感じだ。やっとこれからお客様に少しづつ良い話が出来そうである。

 

それにしてもそれにしても香港人が大陸中国人を「イナゴ」と呼ぶのはよく分かる。ここ1年、突然やってきたイナゴの大群の為にそれまで安定していた移民申請がグチャグチャになったのだからやってられない。

 

こいつら、カナダから飛んで来たのだろうが、もうちょっと品よくすればOKなのに、あまりに外国での態度が悪い。1970年代の日本人も西洋マナーはなかったが人間の品格としてはまともであった。

 

さて移民局。質問はあいも変わらずで例えば投資家の資金の出所(源泉)を「これはどうやって作ったのか?合法的なのか?」と聴いてくる。

 

例えば若い時から一生懸命働き貯金をしたり運用したり、でもってそこそこの会社の社長になれば年収が数千万円なんてのはおかしくないしそれ以外にも株式投資など様々な雑所得はある。

 

なのにその資金を全部明確にしろって、おいおい22歳で大学卒業して以来のサラリーマン収入なんて当然残ってないし投資運用だって1980年代の記録なんて残ってない。なのに証明しろ?馬鹿かお前って感じである。まさに「自分の基準で相手を計るな」である。

 

しかしそれは僕ら日本人から見た言い分であり、やはり彼らは世界中から送られてくる申請を受け付けるわけだから仕方ない面もある。特に大陸中国からの申請がいなごのようにやって来れば相当乱暴に処理しないと仕事が追いつかないのも事実である。

 

大陸から逃げてくる中国人の事情も分かるが、賄賂と汚職で作った金と日本のビジネスマンが作ったお金を同じ視点で扱うなって事だけは常に主張している。

 

さてそのような理不尽な要求をされてどう跳ね返すかが僕らの仕事の一番きつい点ではあるが、やればやるほど「ほー、こんな質問が来るほど世界は広いのかー」と実感させられる。

 

生前贈与、死後の相続、誰が合法的に受け取るのか、その際の納税は?おいおい、日本はすべて記録があるから良いけど、インド北西部からアフガニスタンに至る地域は国家が規定した法律が通用せず慣習法で運営されており、その場合部族の酋長が子供に酋長を移譲した場合、相続税ってあるのか(笑)?

 

日本でもこういう「慣習法」が残っている世界がある。それは政治家の代替わりである。政治家である父親の地盤看板カバンを引き継ぐのは、衆議院であれば数億円、更に大物議員であれば数十億円なんてのはざらであるが、さてその息子議員、生前贈与で受け取った地盤看板カバンについて納税したの?(苦笑)。

 

移民局としても最近の中国投資家移民ビザの不正発給疑惑についてつい数日前に移民局幹部がテレビインタビューで吊るしあげられており当然それは組織全体に影響を与えている。

 

昨日は総選挙に向けて労働党のシンパが国民党の2011年選挙スキャンダル?を暴露した本を発行して何とか票を取り戻そうとしている。けど、最初から労働党左翼が発行した本でありいくらニュースで取り上げられても結果的に2011年から今まで毎年物価も給与も上昇しており、何が悪いの?ってのが国民の印象であろう。



tom_eastwind at 18:08│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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