2015年07月31日

サラリーマンの「俺の生きる道」

今はまだきついかもしれないが2年位すれば大丈夫だ、あなたに合った仕事が出てくる。

 

いきなりな話であるが、今Aucklandの日本人社会は少しづつ成長している。それでも日本人が自給自足出来る社会までには育ってないので日本人が日本人社会で就職しようとするとどうしても仕事を選べない。キーウィ社会で就職しようとすると言葉の壁もあり更に難しい。

 

なのでAuckland社会の中ではいつまで経っても中の下、生活自体は楽しいのだけど貯金も出来ず将来の夢も描けない。ほんとにこのままで食っていけるのか?その不安の為永住権も取得出来たけど数年後に親の介護とか何かの理由を付けて日本に帰国することになる。

 

日本では一流大手企業の課長と呼ばれて社内での評価が高くても、それはあくまであなたが背負っている看板が立派なのでありあなたは単なる「入れ替えのきく人間」である。あなたに何らかの専門知識がなければあなたは「唯の人」である。

 

それでも子供の頃から塾通い、高校大学と優秀で大手企業に就職出来たんだから立派なもんだ、母親に褒められ近所から褒められ親戚からも褒められ毎日周囲から褒められていると何だか自分が「デキル男」と勘違いすることがよくある。

 

「スキーヤー、山を下りれば唯の人」なんて言葉があるように、あなたを受け入れる組織があるからこそあなたは活きるわけであり組織がない状態のあなたは「唯の人」なのだ。

 

大きな勘違いをバカだな〜と思うがこればかりはどうしようもない、本人がバカなんだから止めようがない。しかし世の中良く出来たもので、そういう人間は組織の中で動く分には十分に役に立つ。

 

そして今、日本人社会は少しづつ大きくなり始めている。投資家ビザでNZの永住権を取得した人々は必然的に投資をするわけでそうなると彼らに対するサービスが発生する。会計士や弁護士や不動産、その他周辺ビジネスが発生する。

 

また起業家ビザでNZにやって来た人は雇用が必要となるが、採用の際はやはりキーウィよりも日本人永住権保持者の方が言葉や習慣の面で話しやすい。ここで雇用が生まれる。

 

そうやって日本人社会が次第に大きくなっていくとそれに伴って従業員10名以上の企業も出てくる。

 

今月の日本語情報誌を読むながらも「へー、こんな会社が出来たんだ」そうなると「とっちゃんかーちゃんビジネス」ではないので会社としてきちんとしたルール決めや人事配置、給与、業務内容等など、まさに組織としての仕事が必要となる。

 

この時に大企業の課長さんは役に立つ。何故なら組織作りとか運営とかそういうノウハウはあるのだ。良く言えば”Over Qualify”(能力あり過ぎ)でありやっと彼ら組織人間の「生きる道」が出来始めたと言える。

 

ただこれは端緒でありいきなり管理職の仕事が増えるわけではない。これから日本人社会が成長して自給自足になり中間管理職が普通に必要となるまでは後2年はかかるだろう。



tom_eastwind at 14:18│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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