2015年10月18日

日曜日はホームパーティ

今日はお客様ホームパーティの話を書くのだがその前に「辺野古」に関するコメントを頂き誤解を与えたようなので追記しておく。

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頑張れ沖縄、今までどれだけヤマトに苦しめられてきたか。ここで取り返せ。そしていつの日か独立出来るだけの体力を付けて欲しい。そしてヤマトンチューもいい加減に自分たちが沖縄に対して何をしてきたか、気づけ。

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沖縄がますます戦略的に重要になったのは21世紀の地政学の第二列島線からである。そういう中国の世界戦略を考えもせずただ目先のカネだけの為に一部官僚と労働組合が沖縄の基地を利用してきた。

 

いつまで経っても東京は沖縄を見下している。だから沖縄が独立出来るだけの体力を持った時初めて東京と同等の立場で交渉が出来る。沖縄の人々は中国のすぐ領土を乗っ取る体質はよく理解しているので日本側が沖縄を対等で重要なパートナーとして認める事が何より必要だ。これが僕の意見である。

 

さて、話題は変わり、西風がひんやりして空がスカッと晴れた日曜日の午後、お客様のお呼ばれでご自宅パーティに伺う。随分どでかい家でここは約7年前に僕がお客様の側に立ってサポートを行い購入に至った案件だ。

 

パーティには当時まさにこの不動産売買の相手側となる不動産エージェントさんが来ていた。随分ときつい交渉だったが戦争が終われば仲間である。ビールで久闊を叙す。彼は元オールブラックスのメンバーでもある。

 

12時からのパーティは12時丁度に到着した僕らよりも先にキーウィが数組来ており三々五々ラグビー試合を見たりおしゃべりを楽しんだりしてた。ソファに座ってラグビーを見てた一組がこっちに声をかけてきた。「ねえ、オールブラックスの結果、知ってる(笑顔)?」

 

万が一オールブラックスがフランス戦で負けてでもいたら大変な騒ぎだ、なので「いや結構」と言ったら笑ってた。

 

その後旦那さんが「君の名は?」と聴くので「tomだよ」って言うと「まさかイーストウィンドのtomじゃないよね?」、「いや、そのイーストウィンドのtomだよ」って話をすると彼もびっくり、あ、そうか、当社がお客様の自宅プールメインテナンスをお願いしている会社の社長さんだと判明!

 

そこからは話が早い、これからも仲良くやっていこうぜって感じで地元つながりが増える。これがパーティの良い点である。

 

それからもキーウィ夫婦やご家族が三々五々お見えになってこの家のご夫婦の交際の広さにさすがと感心する。合計するとキーウィ30名、日本人20名くらいな人数だったが結果的にそのキーウィはすべて当社と何らかの取引がある会社の方と判明。

 

面白いものだ、日頃はサプライヤー側はすべてスタッフに任せているので僕が直接会うことがないのでこういう太陽の輝く場所でビールを飲みながら気軽に話が出来るのは良い。

 

その間も、やばし、丁度NZ時間の日曜日の朝8時から試合やってたんだ。うちのスタッフが来たらすぐ聴かなきゃ、それによって周囲のキーウィと話す内容が変わるから。

 

ニュージーランドにおけるオールブラックスの存在は国民的英雄であり下手なことは言えない。読売巨人を超大好きなファンに向って「よく負けるね〜、監督、変わるんだって〜?」なんて言うようなものだ。

 

そしてやっと来たスタッフに聴くと「オールブラックスボロ勝ちです!」よかったー、これで話が出来る(笑)。

 

日本人の方とも古くからの知り合いがいて「あれ、何してんのー?」って話だが、このグループは早い時期からAucklandで足を付けたビジネスをしており当社とも付き合いが長い。中にはうちの子供の同級生の親がいて、「あれ、お久しぶりー」って感じだ。

 

このグループにとっては永住権などとうの昔に取得してこの街に足を付けて頑張っているので原発以降の「VISAが大変〜」というグループとは全く違う。ビザなんてのは手段であり目的は家族の幸せ、明確である。だから話が合う。

 

ビザだけを目当てにして「僕らは原発避難民なんだ、何故ビザを発行してくれないんだ」とか独善的な正義感で何かやってる連中とは全く違う。アフリカのど真ん中で機関銃向けられてから言えと思う。

 

ケータリングサービスは近くの日本食レストランが引き受けてやってたが、12時頃から次々と食材が持ち込まれ予め並んでたカナッペやスプーンディッシュなど、見た目も綺麗で味も良い。今日のために準備したのだろう。

 

そしてお寿司カウンターが出てきてお客様が好みの食材を指定して「これ握って」ってタイプである。予算に上限がない時はこれが一番良いサービスだ。

 

それからプール横のバーベキュー台でよく漬け込んだスコッチフィレットが焼かれて食べやすく一口サイズにカットされてウエイターやウエイトレスが三々五々と座り込むお客様の間を回って「一口如何でしょうか?」とサーブする。これもいいなー。

 

丁度3ヶ月ほど前に他のお客様の豪邸でも日本食レストランのケータリングで実によく出来てたのが思い出されて、ああ、このやり方、日本人が日本食レストランに依頼して日本的でありつつキーウィが喜ぶ料理を出す。今後投資家ビザでAucklandに移住してくるお客様にはホームパーティとして地元キーウィ友人を喜ばせる定着したサービスになるだろうと感じた。



tom_eastwind at 18:55│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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