2015年10月19日
B5
グレンフィールドショッピングセンターがいつも僕が利用する買い物場である。KFCもここのフードコートでよく持ち帰りで自宅で食べたりする。
このセンターは面白くて同じフロアの両端、それも真正面から見える所にカウントダウンが2つ向かい合っている。1つはオレンジ、1つは白なので何か違いがあるのだろうがあまり考えた事はない。
僕はいつも駐車場から入ってすぐのカウントダウンで買い物をするので奥まで行ってない。
久しぶりに奥さんと一緒に奥まで行くと、右手にJapanShopなるものが出来てた。最近オークランドで流行りの3.50ドルショップだ。
クリアーホルダーが欲しいなど思って入ってみたら、何と文具コーナーの棚は半分近く商品がない。でもって残った商品で置いてあったのはB5サイズ対応の書類入れやメモ補充用紙。
そりゃ買わんわな。この国でB5を売ろうなんてどういう考えなのだろうか?紙革命でも起こすつもりだったのか?
ニュージーランドの企画は基本的にA4でありすべての補充用氏もA4を基準に作られている。弁護士が使うA4よりちょっと長めの用紙はあるがあれは特別だ。学校で使っているのもA4が基準である。
ふと周りの棚を見渡していると何と3つ買えば10ドル、つまり5%割引だと。へ〜、大変ですね、そう思いつつバーゲンになってたスリッパを1つ買った。僕の室内用スリッパはかなり長く履いておりかかとのあたりが擦りきれてしまいさすがにそろそろ買い換えようかと思ってたところだった。
そしてレジに行くと今度は大書で「すべての商品が25%引き!」ブラボーって思うより前に「残念!」って感じだった。
3ドルショップが流行ってるのでじゃあ俺もやってみようと思って商品を仕入れたのだろうが日本かなどこかな、卸売会社に商品の内容を全部任せてしまい、販売担当者もNZの事情を知らずサイズやキーウィの気持ちに合わない商品を送ってきたのだろう。
そんな不良在庫を抱えて売れもせず在庫一掃セールしたらもう撤退、みたいな雰囲気である。
B5とA4、自分が今相手にしているお客様の文化、そして現地事情、そういう事をしっかり把握しなければビジネスは成立しないのは痛いほど当然である。