2015年10月22日
観艦式
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【ワシントン=尾関航也】カナダの次期首相に就任する自由党のジャスティン・トルドー党首は20日、オバマ米大統領と電話会談し、シリアとイラクでイスラム過激派組織「イスラム国」への空爆作戦に参加しているカナダ軍の戦闘機を撤収させる意向を伝えた。
米CNNによると、トルドー氏は、記者団に「今後は責任あるやり方で関与する」と語った。カナダは昨年11月から、戦闘機6機のほか、給油機や偵察機を対「イスラム国」作戦に派遣している。撤収の時期については明確にしなかった。
トルドー氏は空爆任務からの引き揚げを選挙公約にしていた。CNNによると、トルドー氏は「(オバマ氏は)戦闘任務の終了に関する我々の誓約を理解している」とも語った。ただ、米主導の有志連合の一員にはとどまるとしている。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151022-OYT1T50033.html
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安倍晋三首相は18日、神奈川県沖の相模湾で行われた海上自衛隊の観艦式に出席し、安全保障関連法の成立を踏まえ、「積極的平和主義の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく決意だ」と強調した。
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う〜ん、安倍首相は晴天の空の下で実に清々しい気持ちだったでしょうなー。「海行かば」が脳内を巡っていたのかもしれない。横須賀では米国最強の空母ロナルド・レーガンの視察を行い、これまた最高!である。
安保法制を通して米国にきちんと筋を通して横須賀訪問して空母に乗って観艦式では大演説。
そう言えば米韓首脳会談がワシントンで行われたが共同声明の際にオバマ大統領は「中国が南シナ海でおかしな事したら韓国は米国と同じ声を出せよ」だって。
韓国はまさに板挟みだ。下手に中国に擦り寄ったもんだから米国からすれば「こいつは踏み絵だぞ」である。
中国は欧州と近づき始めている。習近平は英国で立派な待遇を受けて原発巨額投資を行う。メルケルも中国贔屓だ。日本は米国と一蓮托生である。こうなると世界の割れ方が大きく2局になるのではないか。日米対ユーラシア大陸。
今日はお客様との夕食会の中でまさにお客様が「世界の二極化ですね」と言われていた。技術力を持つ日本は米国のパートナーであって欲しいし日本はいつまでも米国とうまくやっていきたい、其の相互利益が結びついている。
米国は一時期安倍首相を戦前の軍国主義ではないかと疑っていたようだ。しかし安保を通して米国と一体となった戦争ができる国になり、それを安倍首相が議会で約束して、これが意味するものは米国からすれば日本が安心して付き合える同盟国と理解出来た。
カナダは戦争から手を引いた。日本は手を出した。2020年に向けて色んな部品が少しづつ組み立てられ始めている。美味しい食事を海辺のレストランで頂きながらいろんなことを考えた。