2015年10月24日

国籍って何だ?

日本人って定義はなんだろうか?日本人=日本で生まれ育った日本居住者みたいなのが戦前の概念だったろう。だから戦前にハワイに移住すると現地では日系一世と呼ばれその子供は日系二世となるが日本の税金は発生しない。

 

しかし今の時代、日本政府からすれば日本人とは日本国民であり日本国旅券と日本国籍を保持する人々となる。居住地は関係ない。日本国籍がある限り徹底的に税金を取る。

 

国民には移動の自由が憲法で保障されている。つまり本人が望めば海外に移住出来るということだ。しかし現地の永住権を保持していても日本旅券を持ち日本国籍を持つ限り日本国民で在り続けるから課税対象だ。おそらくこれからは日本国籍を離脱しても10年間は日本国民として納税しろなんて法律が出来るかもしれない。

 

翻って日本で生まれ育ってその後海外に移住して現地の国籍を取得した人々からすれば今の国籍がどこであろうが心は日本人である。例えば僕の場合で言えば日本国籍を離脱しているが日本語を話すし日本人の考え方が理解出来るし今も日本語で記事を読んでいるし書いている。そして日本の税制の縛りはない。

 

これからの時代において日本国籍を保有する危険性を考えれば国籍離脱という方法もありではないか。勿論日本の年金など期待してないし日本に行くときは旅行傷害保険に加入していく(笑)。

 

手続きとしてはまずどこかの国の永住権を取得する。その後にご当地の日本大使館又は領事館に行って書類に記入して日本旅券を返却するのみ。お土産として持っておきたいならVOIDスタンプを押して返してくれる。これであなたの日本の本籍は除籍になるが日本に再帰化したければ他の外国人と同様の手続きで帰化出来る。

 

国籍離脱の自由は憲法で保障された自由である。元々憲法や法律は国民が政府を縛るための道具でありその反対ではない。これが理解出来ない人はご自由にどうぞ縛られて下さいだ。

 

人生はすべて自己責任である、甘くない。自分の力で生きていくしかない。そのためにも国籍って何だ?ってのはきっちりと突き詰めて考えるべきだ。



tom_eastwind at 15:03│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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